コロナ禍の中、新しいお問い合わせで渋谷に新しく建つタワーマンションの高層階のお部屋のリフォームプロジェクト、渋谷M邸が始まりました。
新築マンションで、まだ建物が出来上がる前にご購入が決まっていたので、いわゆる新築オプション(新築のお部屋をカスタマイズする不動産会社のサービス)でグレードアップを図ろうとなさったそうですが、思い通りのインテリアデザインを実現することが難しいことから、完成後に改めてリフォームをなさりたいとのことで、弊社にご相談がありました。
最初の3回ほどのお打合せは、間取り図と仕様書を見ながら、どこをどのようにリフォームできるかを平面図上で検討しておりましたが、今回のお打合せをショールームを予約して、ほぼ似た広さのお部屋を見ながらのお打合せをさせて頂きました。ご購入なさったお部屋も高層階なので、迫力の景色が広がりそうです。
ショールームのこちらのお部屋は広さと全体の形はとても似ているのですが、1LDKに間取り変更をしているので、広さ的にはもう少し手狭になりそうです。
LDKと主寝室は余裕があるので、Mさまがテーマとして挙げて下さっているラグジュアリーモダンなインテリアを目指してこれから設計してゆく予定です。
ちょうど似た間取りのお部屋の模型がショールームに置いてありました。
実は、LDに置く家具はイタリアのハイブランド家具のミノッティがお好みとのことで、事前に青山のミノッティーショールームに行って、ご提案も受けているとのことでした。図面上は窮屈なのではと思っておりましたが、もう少し窓際に寄せることが出来そうなことと、リビングダイニングにいる時はほとんどがソファに座っているとのことでしたので、通常よりは広目のソファでも良さそうだと考えております。
ショールーム見学後は、壁や造作家具に使うことを検討している、大理石柄の大判タイルを目黒にあるイタリアからの輸入家印材商社のアークテック・ショールームにご一緒して頂きました。
新しく届いたフィアンドレのタイルのサンプルも含めて、候補に挙がったタイルを3種類ほど貰って、インテリアが分かる展開図に落とし込んで検討してゆくことになりました。