美術館のような生活感のない空間をご希望の六本木Yさまから、キッチンはステンレス製の機能美を持ったものが良いとのことで、TOYOキッチンショールームに伺うことになりました。
お客さまの携帯インスタで見せて下さったTOYOキッチンのイメージです。独立したダイニングテーブルも不要で、このようなスタイルのイートインキッチンになさりたいとのことでした。
久しぶりの南青山のTOYOキッチンショールームです。カウンターの両面から使えるスクエアなシンク「パラレロ」や…、
ステンレスの表面にキルティングを施したような仕上げなどは、案内では見ておりましたが、改めて拝見すると、凄い技術の革新があることを実感することができました。
こちらのカウンタートップは、波型加工されたステンレスで弾力性もあるとのことでした。ただ、残念ながら、お客さまのYさまは清掃性とシンプルさから特別な加工ナシのステンレスカウンタートップになさりたいとのことでした…。
キッチン背面収納もすっきりさせたいとのことで…、
このようなトール収納をつけたいとのことでしたが、中身が透けて見えないものが良いとのことで、残念ながらTOYOではない製品を組み合わせることになりそうです。
当初は白い美術館空間の中に、ビビッドな色味の建具などを入れてるお話しもあったので、キッチン背面収納の面材としてカラーガラスのサンプルをお見せしましたが…、
大きな面だと簡単には変えられないので、まずは白系のカラーガラスのようなものが良さそうだとのお話しで落ち着きました。
玄関からLDK、洗面の床まで敷き込むタイルは、グレーの石目調の物で決定です。
寝室はカーペットが良いとのこと、硬めの物を幾つか選んでお見せしたところ、タイルとも色合いが似ているものを見つけることができました。
実は数回前の打合せから、何度か概算見積りをリフォームキューの坂本さんに出して貰っていました。コロナやウクライナの戦争のことなどで建材や住宅設備が品薄になったり、価格が上昇してきているので、早めに工事契約をして、先行発注しようとのことになり、この日に工事契約を結ばせて頂きました。まだ、未決の部分もありますが、工事着工までにすべてを決めるように打ち合わせを続けてゆくことも確認させて頂きました。