スピード(も)重視プロジェクトの元麻布J邸の第2回目の打合せです。本日の目的は間取りの最終決定と全体の色味と素材イメージ固めとなります。
まだ、設計施工をお願いするリフォームキューの図面がスタートできていなかったので、この打合せまでは、弊社側で用意した平面図で進んでいます。先回の打ち合わせで決まったキッチンレイアウトとトイレと廊下収納を考え直したD案となっています。このリフォーム案は、事前にJさまにメールでお渡しして、次回打合せ(つまり今回)で間取り決定をしたいので、良く見て何か問題が無いかを確認しておいてくださいとお伝えしておきました。
Jさまご夫妻からお打合せ前日に、来客も使うトイレなので、手洗いをもう少し大きくすると共に、トイレ空間を広くしてほしいとのご依頼がありました。そこで松藤さんに作って貰ったのがこちらのトイレレイアウト案です。①がプランD案と同じもので、②は手洗いボウルをオーバーハングタイプに変えたもの、③は浴室廊下側の収納をコンパクトにして便器の正面に手洗いカウンターを設けたもの、④は通り抜け洗面を寝室側に寄せて、水回りを大きくした(その分寝室が狭くなっている)案です。
部分的にトイレだけを見ても分かり難いので、全体のプランを見て頂きながら、トイレを広くすることで他にどのような影響が出るのかを分かりやすい形でご説明させて頂きました。最終的には三者一致で③の案が良いだろうとのことに決まりました。
トイレ以外はほぼ決まっていたので、このトイレレイアウト案を図面に落とし込めば平面計画はほぼ決定となるので、仕上げ材の打ち合わせに移らせて頂きました。
J邸はマンションの管理規約で木製フローリングが禁止とのこと、LD及び居室はカーペット敷き込みになるので、弊社で良く使うフォアベルク(アーテリア)とシェ(コンフォート)を見比べて頂きました。
他の素材や色味も含めて、どの部屋のどの壁、床、或いは天井を仕上げてゆくかを考えながら、打ち合わせを進めていきます。仕上げ材の最終決定はまだ少し先なので、打ち合わせの合間にどの仕上げ材のショールームに足を運んで頂くかを相談させて頂きました。