Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

リビングの壁掛けテレビの高さと変形収納について

元麻布J邸

デザインアドバイスで進めている元麻布J邸の壁下地が立ち上がってきた工事現場の様子を見に行って参りました。

先回は解体直後で床下に隠れる配管類の設置段階でしたが、今回は床下地が完成し、壁下地や天井のボードも張られてきている段階で、かなり具体的に空間の様相が見える状態となってきました。

ベランダ側の掃き出し窓サッシ回りもかなり整理ができてきました。もともとはエアコンの冷媒管を通すPS(パイプスペース)として、かなり余裕の寸法でしたが、冷媒管を壁に寄せることで、窓回りをすっきりとさせることができました。

既存の梁型と冷媒管に対して、どのようにカーテンボックスや壁を立てるかを写真に赤線を書き込んで検討した際の資料です。

リビングのコーナーにもエアコンの冷媒管が何本か通っていますが、ここは造作家具を作って被せることでPSを隠すデザインを検討中です。

右側の壁にハイテグラ17と書かれていますね。ハイテグラは左官会社のフッコーのオリジナル建材で、素焼きのタイルの上から、目地材でもある左官を塗り上げる特殊な仕上げで、その厚みが17ミリという意味です。この壁に壁掛けテレビを設置する予定となっています。正面壁の奥に子供部屋、そこから通り抜け型のクローゼットを抜けて、主寝室までが一直線に繋がります。右上の梁型の端部が木で仕上がっていますが、その溝にライン状のLED間接照明を入れる予定です。

こちらは、リビングダイニングからプライベート空間へと繋がる洗面廊下の空間です。この個所は天井裏に梁型があるので、天井を落としています。

LDKから洗面廊下に入ってすぐ左側手前部分に銀色の設備竪管が見えます。その左側が洗面廊下への引き込み扉のポケット収納です。配管類はこの場所に設置する造作家具で隠すこととなります。

プライベート側から見返した洗面廊下です。この写真だと天井の低さが気になりますが、天井高さ2100ミリで天井一杯までミラーキャビネットが入るので、狭く感じない予定です。

プライベート空間の奥には、タカラスタンダード社のユニットバスがすでに設置されていました。

こちらは一番奥の主寝室でです。正面に2つの白い枠が見えますが、右側がミニウォークインクローゼット、左側が先ほどの子ども部屋を通ってリビングまで繋がる通り抜け型のクローゼットとなります。

そうこうしているうちに、お客さまのJさまご夫妻が現場に来てくださいました。

ハイテグラの壁と横の造作収納について、弊社のデザイン担当の松藤さんがJさまご夫妻に説明をしてくれています。

テレビ壁の右側には端部を斜めにカットした変形収納が設置されます。一旦は予算のことでキャンセルになりましたが、DVDプレヤーなどを入れる収納が欲しいとのことで復活しました。

壁掛けテレビのサイズやDVDレコーダーの寸法を落とし込んだ平面図がこちらです。

僕ら設計側が書いたデザイン画を造作家具のアルノが施工図化してくれたものがこちらです。

テレビの設置高さを見て頂きたかったので、リフォームキューの坂本さんと大久保さんと滝川さんにリ僕らが設定した高さで壁掛けテレビのシルエットを黄色いテープで貼ってもらいました。

ソファの位置、ダイニング位置と色々な位置になっていただきテレビの高さを確認していただきました。

Jさまご夫妻が帰られた後は、照明スイッチやインターフォンなどの弱電関係の設備打ち合わせをさせて貰いました。