代官山のマンションリフォームT邸は、お引渡しも無事済んで、改めて現地でお施主様ご夫妻とお父様にも立ち会いのもと改めて打合せを行いました。
これまでにある程度決定してきた素材を一通りを全て並べて、一つずつ問題がないかを確認して頂きました。
今回は大きく壁を動かす箇所はあまりありませんが、それでも家具もないガランとした部屋では、空間の大きさのイメージも湧きにくいので、床にソファーとダイニン グテーブルのサイズをテープでマーキングしてみました。テープの種類が中途半端で赤と白のテープが混じっていますが、手前がソファーで奥がダイニングテーブルです。
マーキングされたダイニングテーブルに対して、折り上げ天井の位置があっていないので、折り上げ位置を変更したいといデザイン趣旨をご説明している様子です。併せてテレビの位置も壁へのマーキングで確認させて頂きました。
また、これまで寝室に採用するグラスルーチェのデザインも見て頂きました。このグラスルーチェは、テレビを消した際はただの鏡のように見えるが、テレビをオンにした際には画像がきちんと浮かび上がるという優れたデザインの仕掛けです。Tさまと最初に打ち合わせをした際から、是非このシステムを主寝室に採用したいとのことだったので、その納まりをスケッチにしてみたものです。
その後は、壁に張る石材の確 認のためにアドヴァンのショールームへ行きました。幾つかの候補を大きな面で見て頂いた上で、リビング壁面にはバサルティーナを、来客用トイレにはスティングレーを採用することとなりました。
最後には、追加の家具の発注のためにアルフレックスへお施主さまと一緒に伺って参りました。Tさま、本日は長時間のお打合せ、どうもありがとうございました。