長らく打合せ、図面作成、見積りを重ねてきた南平台N邸の工事契約を無事結ぶことができました。
費用的に当初予算よりも膨らんでしまったのです、大幅な減額案も作っておりましたが、結果的には折角のデザインを実現化して欲しいとのNさまからのお言葉と、工事業者のリフォームキューの頑張り(出精値引き)でほぼ見積り通りで契約とさせて頂きました。
後日、各種下請け業者さんたちと詳細打合せをさせて頂きました。まず最初はB&O(バング・アンド・オルフセン)で、担当の小泉さんにテレビとDVD類、ステレオと照明とカーテンまでを全てi-padでコントロールできるシステムのシステム図を見せて貰い、その工事方法や区分分けについて打合せを行いました。
多数の電子機器を連動させるために、クレストロンというコントロール機器を中心にして、各機械を結んでゆくことになります。施工側の電気屋さんにも立ち会ってもらい、配管ルートや接続時の注意点などを確認して貰いました。
その後は、大きな既存の浴室内にサウナを入れて貰うことになっているので、サウナユニットの施工をお願いしている東京バススタイルの眞柄さんと打合せを行いました。サウナ機器そのものは、オストコーポレーションが輸入しているティーロ(TYLO)というスウェーデンのメーカー製品を使うことになっています。
ユニット製品のサウナだとどうしても、見た目がカッコ悪いので、東京バスさんと工夫して、何とかカッコ良いサウナを作り込みたいと考えています。
既存の浴室(在来工法)の中にユニットを作るので、周囲との取り合いが一番重要なので、どのように見せるかをこの詳細図で検討しました。
ベランダには、目隠しを兼ねた植栽を入れることになっています。代官山T邸でもお願いした庭衆の須田さんに提案して貰った内容を検討させて貰うことになりました。