昨夏から設計を始め、先日竣工お引渡しをした高輪M邸リフォームプロジェクトの概要を紹介いたします。タワーマンションの高層階のリフォームですが、220平米強のとても広いマンションですので、何度かに分けて写真を紹介いたします。まず今回ご紹介するのは玄関ホールです。ダブルに重なったアーチをモチーフとしたクラシカルなデザインとなっています。大理石ボーダー貼りの床に、シックなウォールナットの腰壁と丸い折り上げ天井が映り込み、ホテルライクなエントランスホールとなりました。
このホールはアートギャラリーも兼ね、お施主様のコレクションが楽しく展示できるように、アーチ下にピクチャーフックを仕込んでいます。ここから更に南北に廊下が伸び、室内のプライベートとパブリックスペースが分かれてゆきます。
こちらの写真はリフォーム前のものです。使っていた材料は、それなりのグレードですが、素材と色味のマッチングがあっていなかったことで、どうにも纏まりがつかないホール空間となっていました。お施主様は、購入時にインテリアコーディネーターと相談しながら内装を決めたそうですが、住んで二年ほどでしたがずっと不満に思っていたそうです。
全体の様子は高輪M邸をご覧ください。