最初のご相談を頂いてから、ここまで2年2か月ほど掛かった新宿T邸のリノベーション工事の設計検査となりました。

新規ご購入になった家具がまだ入っていないお部屋は、天井の高さもあって、生活感がありませんが、設計途中でのプラン大変更のことなどを考えると、とても感慨深いものがあります。

大きさはそれほどではありませんが、開閉式の扉や既存の逆梁と絡めたデザインのキッチンから設計側のチェックをスタートしました。

紫色のテープが貼られている箇所がチェック項目となります。施工をお願いした青の片岡社長と現場監督の樋口さんと補助の池田さん、リネアタラーラの牧野さんたちと、設計側の岸本さんと前田君と僕、各務で、細かい箇所もチェックを進めてゆきます。

造作家具については、製作から取り付けまでお願いした大沼製作所の大沼さんが来てくれて、扉の歪みやズレなどをその場で直して言ってくれています。

電気屋のムラデンの井上さんもペンダント照明の高さを調整してくれています。

来客用トイレのフロスの照明は初期不良で点灯していなかったので、交換してもらいました。

まだ、照明の吊元のフランジの固定がまだですが、これで来週のお引き渡しの準備もバッチリです。

先日ご紹介したLED照明組み込みのメディスンキャビネットのある洗面脱衣室も細かくチェックして回りました。

メディスンキャビネットの細かい工夫ですが、一番最下段にスリットを設けておいて、

ミラー扉を閉じたままでティッシュと取り出せるようにしていた工夫を、ボックスティッシュを購入して実験しておきました。

今回の検査の結果をリストにしたものと、

各番号の場所が判るようにしたリストを施工会社の青に渡し、次週のお引き渡しまでに補修してもらうスケジュールを相談いたしました。