日帰りで神戸M邸の現場に初めて伺って参りました。
お施主様は不在ですが、預かった鍵で現地に入って、スタッフの竹田さんと一緒にまずは実測調査を行い、その後各点検口を開けて、床下及び天井裏設備も確認いたしました。
こちらは床下の様子です。比較的新しいマンションなので、浮き床のシステムが採用されており、給水給湯はさや管ヘッダー方式で架橋ポリ管が使われていました。左に見えるのが排水管で、奥のPSに向かって耐火二層管が使われていました。
こちらは浴室内の天井点検口から覗いた天井裏です。LGS下地で天井が組まれ、塩ビ管で排気ダクトが配管されていることが確認できました。床下・天井裏共に比較的きれいな状態で、事前に手に入れていた図面ともルートがほぼ一致していたので、一安心です。
知り合いの建築家やインターネットで探した地元の工務店2社にも、都合をつけて貰い、現場で簡単な初顔合わせの打ち合わせを行いました。持って行った模型や図面、そして現地を見て貰って、これからの流れを説明いたしました。
1社に手配をお願いしていた大工さんに、壁裏のスペースを確認するために、10カ所ほどの壁に穴をあけて貰っている様子です。所謂部分解体調査です。こちらについては、別途費用をお支払することになっています。
壁裏、カウンター下に隠されていたエアコンの冷媒管やドレイン管が見えて、配管ルートが判りました。ほぼこちらが推定していた通りだったので、大きな問題はなく設計を進めることが出来そうです。