本日から工事着工となっと六本木T邸で、設備や電気の機器取外しなどの解体準備が始まりました。早めに現場に入った設計側で、三色のテープで「撤去」・「保存」・「移設保存」を指示し、図面と照らし合わせながら現場監督のTさんと解体業者さんと確認して回りました。
例えばこのキッチンの写真では、向かって右側と正面のキッチンキャビネットや吊戸棚は「移設保存」、向かって左側のキャビネットと壁は解体となります。
ベージュ色が「保存」、緑色が「解体」、オレンジ色が「移設保存」としています。
テープの印だけでの確認だと、作業中にテープが剥がれて判らなくなってしまうこともあるので、こちらで準備しておいた解体指示図も一緒に確認して回りました。通常は床・壁・天井・造作と撤去要素が多いので二枚に図面を分けますが、今回は比較的シンプルな解体なので、図面一枚で済みました。
確認して回っている最中から、自動火災報知機(自火報)の取り外しが始まり、同時にスプリンクラー撤去の準備が進められています。