六本木T邸では造作家具のセッティングとボード張りなどの建築工事が同時進行中です。
通常は建築工事がある程度済んだ所で、造作家具の設置に入るのですが、キッチンの建具と絡んだミニバーの収納扉、天井ギリギリまでの高さの書斎家具や、複雑な機構のテレビ・ステレオ機器棚など建築工事と同時に進めないとうまく納まらない為、今回は同じタイミングでの工事になっています。上の写真はリビングに面したミニバーコーナーの家具の設置状況です。灰色の建具がミニバーの扉になります。
こちらがテレビとオーディオ類を収納する家具です。左側の白い箱の中にステレオ機器が入り、その上の木製の箱部分にi-podスタンドを収納する予定です。その右側に46インチの大型テレビを壁掛けで設置します。それらの配線がお互い複雑に絡むので、背部の収納に点検口を付けて、配線作業が後からできるようにしています。また、それぞれが熱を持つ機器なので、その排熱のルートも考えて設計しています。
こちらがi-podスタンドです。模型を使ってスタディーしたデザインと同じ形に仕上がってきました(置いてあるのは各務の携帯電話です)。
天井や壁のボード張りも進んできました。埋め込みのライティングダクトや、天井カセット式エアコンは天井とフラットになるように設置して貰っています。