昨年9月に引越しを終えた白金台のマンションリノベーションS邸に、遅くなりましたが新年のご挨拶に伺って参りました。お引越しなさってから既に四ヶ月が過ぎたS邸は、すっかり落ち着いた雰囲気でした。
ベージュ基調のアルフレックスのL字型ソファーを中心に、以前から使っていたコーヒーテーブルやコンソールテーブル、代々S家に伝わってきたという由緒ある桐箪笥などが、違和感無くレイアウトされていました。長いカウンターには、昨年のクリスマスカードと今年の年賀状が、楽しげに、数多く並んでいました。
夕方から伺って、段々と日が暮れて、夜景になってゆく様子を初めて拝見いたしましたが、とてもシックで気持ちの落ち着く空間でした。
パッと見、一通り落ち着いたように見えるS邸ですが、お施主様とお話していると、これからの課題が見えてきました。
- 絵画も壁に立て掛けてありますが、きちんと位置を決めてフックでつるす必要がありそうです。
- 暫定的に以前の家で使っていたラグを敷いていますが、やはりもっと大型サイズのラグを探す必要があります。
- ソファ以外には小さなアンティークの椅子を置いていますが、スペース的にはもう少し大きな一人掛け用の椅子が必要になりそうです。
- オーディオシステムを組むために、専門家のアドバイスを貰って、機器の新規購入したいとのことです。
- 納戸の中を整理するために、スチールラックが欲しいとのお話でした。
まだまだ少しずつ手を入れてゆく必要がありそうです。