Author Archives: Kenji Kagami
2021.11.10
ザ・ライブラリー南青山モデルルーム内覧会
[ザ・ライブラリー]
若手新進気鋭の建築事務所TAGKENとのコレボレーションブランド、ザ・ライブラリーの南青山モデルルームの特別内覧会を行うことになりました。

弊社とTAGKENで培ってきたリフォーム&リノベーションの素材やディテールを惜しみなく公開したいと考えております。弊社カガミ建築計画及びTAGKENの設計デザインにご興味をお持ちの方だけでなく、建築・設計関係の方やリフォーム関係の同業者の方も歓迎です。不動産関連の方々もザ・ライブラリーが提案するインテリア空間を是非ご覧ください。

モルテーニとアルフレックスにご協力いただいて、この空間に最適と考える家具も設置しており、リアルなモデルルームを見て頂ける希少な機会だと考えております。

新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、人数を制限した完全予約制にてお披露目させていただきます。
開催日 2021年12月3日(金曜日)10:00~17:00
2021年12月4日(土曜日)10:00~17:00
私、各務は3日(金)は終日、4日(土)は午前中はモデルルームにて待機している予定となっております。
ご予約は、ザ・ライブラリーのお問合せフォーム又はお電話(0120-136-149)より内覧希望日、時間帯をお知らせください。
The Libraryの特設サイトのお問合せフォームからでも予約を承ります。
12月3日(金曜日)
10:00~11:00 〇
11:00~12:00 〇
13:00~14:00 〇
14:00~15:00 〇
15:00~16:00 〇
16:00~17:00 〇
12月4日(土曜日)
10:00~11:00 〇
11:00~12:00 〇
13:00~14:00 〇
14:00~15:00 〇
15:00~16:00 〇
16:00~17:00 〇
ご見学の際の注意事項
■ご予約は先着順となりますので、ご希望の時間に添えない場合がございます(1時間3組~4組まで)。
■敷地内の駐車場はご利用できません。お近くのコインパーキングをご利用ください。
■現地の住所はご予約いただいた方にのみお知らせさせていただきます。
2021.10.29
自家製CGを使ってのお客さま打合せ
[渋谷R邸]
コロナ自粛期間に、ザ・ライブラリープロジェクトでご一緒することになったTAGKENに短期留学(?)していた副所長の前田君が、自前でCG(コンピューターグラフィックス)を作れる技術を習得してきてくれました。

これまではお客さまのご要望に応じて、別途費用を頂く形で外のCG屋さんにお願いしてきました。
CGを外注するメリットとしては、
・完成度が高い
・完成までのスピードが速い
・それなりの付き合いがあるので、指定していない個所についてもそれなりの雰囲気を作り出してくれる
・家具や小物などのストックが豊富で、テーブルコーディネートまでして貰える
ただし、デメリットとしては
・費用が高い
・CGを作って貰うための準備が大変(一通りの図面やデータを用意しないとCGを作って貰えない)
・最初に指定した立ち位置(視点)とアングルを変えると費用が別途かかる
・自然光の入る昼間と照明で見る夜間の様子などを場合分けすると、また別途費用が掛かる
・細かい色味などの微調整の度に作り直しの時間が掛かる
といったことがありました。

それに対して自家製CGの場合は、
・自由に視点の位置を変えて、アングルもその場で変えながらお客さまにお見せすることができる
・上の写真のように時間設定を変えて、自然光が時間の経過とともにどのように変わってくるかをお見せすることができる
といったメリットがあります。ここまでのCGを作る作業の時間は、前田君もまだ慣れていないこともあって相当な時間が掛かりました。また、そもそもコンピューターの設定から変えていますので、イニシャルコストも掛かりました。でも、一旦3Dに起こせば、壁や床素材の色味を変えてゆくことは、比較的容易にできるので、ここからの素材やインテリアの検討には大いに役に立ちそうです!

実際のお客さまとの打合せでも、この写真のように打合せテーブルの上にモニターを置いて、その場で視点や時間を動かしながら完成予想CGを確認して頂きました。

これらのCGもよく見ると、キッチンの背面キャビネットが省略されていたり、窓の外に見える景色が適当だったりと、まだまだの完成度ですが、それでもお客さまには「判りやすい!」ととても喜んで頂けました。これからも徐々にCGを使ってのプレゼンテーションができるように頑張ってみたいと考えております。
2021.10.20
ヴィンテージマンションリノベの事前調整
[代々木上原I邸]
ヴィンテージマンションリノベーションの代々木上原I邸がいよいよ工事着工となり、その直前からの事前調整を行っております。

契約が終わった後、お客さまが打ち合わせ用のテーブルと折り畳み式の椅子を差し入れて下さったので(ありがとうございます!)、早速それらを現場で広げて使い始めております。

現地では、より詳細な階段(こちらのお宅はメゾネット住宅です)の寸法の確認から、

住居内を貫通する、マンション共用設備である竪配管の正確な位置と、

その納め方の検討、

電気屋に再度立ち合って貰っての配線の確認、

分電盤移設の可否と可動範囲の調査、

弱電(ジャクデン)のインターフォンの移設やネット環境、BSやCSの配線の再確認を行いました。

現場にこれだけ安定した机と椅子があると、調査後の打ち合わせもきっちりとできるので、本当に助かります!

一旦、調査した項目を持ち帰り図面化した後、改めて弊社事務所に施工会社・青の片岡社長と現場担当の石坂さん、電気ムラデンの藤木社長に集まって貰い、リフォーム案との整合性を確認させて頂きました。

階段付近に考えている間接照明は、弊社担当の神崎さんがモックアップを作ってくれて、LED照明を入れて、どのように照らすかだけでなく、どのように間接照明を設置し、後日不具合があった場合にどのようにして器具を交換するかも一緒に検討させて貰いました。

こちらがモックアップ模型のアップ写真です。LED照明が普及したことで、間接照明の世界は本当に広がっていると感じています。

また別日には、青の片岡社長、石坂現場監督、現場監督補助の野口さん、さらには造作家具をお願いしている現代製作所の藤田さんに事務所に来てもらい、造作家具だけでなく建具関係の事前打ち合わせを始めさせてもらっています。

通常ではない建具や枠の納まりについては、青が起こしてくれている製作図に書き込みをしながらこちらのイメージを伝えさせてもらいました。

ここまでお客さまと打ち合わせを重ねて、仮決めになってきた素材も確認して貰い、必要に応じて塗装サンプルを作ったり、石やタイルなどのサンプルも取り寄せて貰う手はずを決めてゆきました。

打ち合わせで決まった内容に沿って、現地に墨出しして貰い、いよいよLGSの下地を組み立てられる状況にまで持ってくることができました。