Author Archives: Kenji Kagami
2011.03.28
雑誌「都心に住む」に白金台S邸が掲載されています
[白金台S邸]
先週土曜日26日に発売されたリクルート社の雑誌「都心に住む」に弊事務所マンションリフォーム設計事例が掲載されています。
巻頭特集の街と資産価値のパート3「管理」のページでグランドヒルズ白金台の白金台S邸の取材と写真が取り上げられています。リフォーム工事もマンション側の厳しい管理の下に行われましたが、その時の内容も紹介されています。
今回の特集の「街と資産価値」はとても力の入った特集で、都心14区について、資産性(RV=リセールバリュー)や収益性(PER)の具体的な数字を挙げながらの解説でとても読みごたえがあります。震災によって、埋め立て地や湾岸の立地や新耐震以前の中古マンションについての価値がどのように変わってゆくかはまだ読めませんが、今後マンションを購入予定の方たちには必読の特集です。
こちらが以前ご紹介した取材時に撮影して貰った写真です。やはりリフォーム空間は人や家具や調度品があって初めてイキイキした空間になりますね。
2011.03.24
六本木T邸の造作家具据え付け
[六本木T邸]
4月中旬の竣工引渡しへ急ピッチで進んでいる六本木T邸の現場に、造作家具が搬入され、取付けが始まりました。
搬入だけで一日掛りで、今日から取付けでしたが、全部据え付け終わるまで4日ほど掛かるとのことでした。写真の書斎背部の棚は、既存の二つの窓の位置にピッタリ合わせているので、最も神経を使う家具だったようです。
寸法を窓に合わせて微調整することや、エレベーターのサイズを考慮して、大きく4分割された家具を現場で削り合わせながら取り付けている様子です。
僕らの設計の指示に従って、家具屋が作ってくれた図面です。解体後に、家具の背面に取り去ることができない物が現れたので、下部の引き出しと収納の奥行きを変えて対応して貰っています。
同時に、寝室の大型クローゼット家具もセッティングが始まっていました。こちらは箱自体は簡単な作りですが、扉がフラットに納まる引き戸で計画しているので、水平と垂直を確認することに神経を使っていました。
こちらは、搬入されたばかりでまだ据え付け前の家具たちです。現在は大きく部屋の中央に場所を占めていますが、これが据え付けが済むときれいに壁面に収まってくるのが、何度経験しても不思議な感覚です。
2011.03.22
麻布のマンションリフォームのコンペ
[新規プロジェクト]
麻布の100平米越えマンションのリフォーム設計のコンペがあり、そのプレゼンテーションで新宿に出掛けて参りました。
南斜面の傾斜地に建つ風格のある築30年のマンションに、30代のご夫婦とお子様が楽しく暮らす間仕切り壁のないワンルーム的な空間にしたいとのご要望でした。震災後の慌ただしい中でしたが、うちの事務所では珍しいコンセプチュアルな設計だったので、判り易いように小さな模型を作ってみました。
このコンペはリビングデザインセンター・オゾンのリフォーム設計コンペで三人の建築家の一人に選ばれていたという経緯です。模型が判り易く、プランもワクワクするとお施主様に言って頂けました。あとは一週間後に連絡予定の結果待ちです。
その後、残念ながらほかの設計者に依頼することが決まったとのご連絡を頂きました。









