ミラノサローネ見学の第二弾は最大ブースで展示しているミノッティです。延べ面積5000平米、2階建てで約1週間のサローネの期間だけのブースのために10億円の費用を掛けているという噂でした…。

入ってすぐのコーナーには、デザインアイコンとなっている巨大な煙突が立っています。

基本は招待客しか内部に入れませんが、ブース中央に十字型の通路を通し、そこから植栽とガラス越しに内部の展示をチラ見することはできるようになっています。

外からは要塞のようにほぼ閉じられています。

展示は新作と近作を中心として20セット以上のコーナーを作っていました。

こちらのセットは背面までクロススティッチが入った「ツイッギー」シリーズのソファセットでした。

屋外家具コーナーも充実しています。もう屋外家具だから作りが粗雑というイメージはほとんどなく…、

リゾート風のインテリアであれば、室内も屋外も同じ家具シリーズで揃えることが出来そうです。

天井高の低めの2階は、展示スペースというより打ち合わせ用のラウンジとなっています。

寝室のベッドも幾種類か展開していました。

ベッドのヘッドボードの背面というほとんど見えない部分が、高価なレザー張りになっているなど、見えにくい部分にまで凝ったデザインを施していることが印象的でした。