先週メールにてご連絡を頂いた、群馬県の住宅リフォームのご相談のお施主様と電話で打合せをいたしました。ご相談いただいたクライアントは、現在外国に居住中で、しばらくは一時帰国の際の別荘として、そして際将は日本に戻った際の本拠として活用したいとのお話でした。
検討している住宅は、景観に恵まれた230平米(約71坪)の平屋住宅で、本格的にリフォームした場合のプランの可能性とその費用について相談したいとのお話でした。
既存図面を見て頂ければわかる通り、あまりに大きいL字型の平屋住宅でしたので、玄関の位置を大きく変えて、和室三室と書斎を一つに纏めた大きなLDKを作るアイデアをざっくりと作ってみました。
作ってみたのがこのリフォーム提案です。まだ、現地も拝見していない段階ですので、構造的な検討は行っていない状態ですが、大きなウッドデッキを作り、そこから室内にアプローチし、主寝室やLDKといった主要な空間をウッドデッキに面して配置する計画としています。また、一度にリフォームするのではなく、通常使う部分をまずリフォームし、その後必要に応じて来客用の空間をリフォームしてゆく提案です。本日、国際電話にて打合せさせて頂きましたが、お施主様のMさまは、「まだ話してもいないのに、こちらの考えていることを理解していただいているようで、正直驚いています!」とのことでした。まだ、今後どうなるかは判りませんが、実現化してゆけばとても面白いリフォームプロジェクトになりそうです。