赤坂の高層マンションにて、新規プロジェクトがスタートします。
100平米弱のお部屋をご購入なさったお客さまが、ご自宅としての使いながらもLDはゲストルーム的にも使えるユニークな部屋へとリフォームなさりたいとのご相談がありました。
赤坂の高台に位置する高層マンションで、ご相談くださったお部屋や写真のように街に飛び出す岬のように円弧を描いた空間となっています。
全ての部屋から赤坂、青山エリアが見渡せる素晴らしい景観が広がります。
不動産仲介会社から紹介されたリフォーム会社と、すでにリフォームの相談をなさっていたとのことで、こちらにご相談があった時点である程度間取りの骨格が決まっていました。ただ、空間の特性を活かしたアイデアがもう少し欲しいとのことで、現地を拝見する前の弊社事務所での初回お打合せで、上記のようなスケッチをお見せしたところ、これは良くなりそうだと感じて下さったようで、正式にプロジェクトしてスタートすることになりました。
玄関入って正面の既存の様子です。玄関から廊下へと少し細くなってから続く左側の壁をLDまでいった所でカーブさせて、岬の突端感(?)を出すデザインを検討していますが、この壁をどのような素材でどのように表現するかが一番大きなポイントになります。
LDから廊下と玄関を見返した写真です。右側の壁がカーブに続く壁で、左側は寝室との間仕切り壁となります。
元々は2LDKの間取りでしたが、大きなLDKと1寝室へと間取り変更するので、このお部屋の窓もLDに取り込まれることになります。
キッチンについては、基本的な構成は同じままで、間接照明やディテールを触って、少しでもスタイリッシュに見せる方針で進めることになりそうです。
ちょうど弊社事務所のスタッフ状況が手一杯なので、現場にすぐ近くに事務所がある3*D空間創考舎の石川利治さんに協力をお願いすることでお客さまにも了承を得ているので、初回の現地調査から石川さんに同席して貰いました。