ヴィンテージマンションで名高い、広尾ガーデンヒルズのマンションを購入なさったお客様より、リフォームの相談があり、夜の現地に伺って参りました。
広尾ガーデンヒルズ(略称:広尾GH)では、これまでも何度かリフォームのご相談がありましたが、スケジュールや費用の問題で具体化してきませんでした。今回は変則的ではありますが、スピード感を高めるため、リフォームが得意な工務店と組んで、急ぎのスケジュールでどこまでご提案できるかにチャレンジしてみることにいたしました。
築25年ほど経っているので、一般的に考えると老朽化マンションといわれてしまう古さですが、住人の方々の管理意識の高さに支えられた素晴らしい管理体制と、当初から計画されていた植栽計画が順調に育ち、緑に満ち溢れた快適な環境が、ビン神話的に(?)価値の下がらないビンテージマンションとして名を挙げた理由なのでしょう。
お施主様は具体的なリフォームのイメージを持っていらっしゃるので、すべての空間を一緒にまわりながら、何が可能で何が不可能か、またコストパーフォーマンスも含めてお話しさせていただきました。写真は、既存の床置きエアコンを交換することが可能か、カーペットをはがして、床下地がどのように作られているかをチェックしている様子でです。
こちらは昼に伺った、集中管理センター(いわゆる管理事務所です)。本日伺った棟は、昨年度から今年にかけて、給水と給湯、さらに排水管も一新されているのですが、こちらは、竣工当時の図面から、その水回り改修の図面まできちんと管理されており、きちんとした手続きを踏めば、すべての図面をコンピューターで見て、プリントできるようなシステムが構築されています。これまでも色々な高級マンションのリフォームをお手伝い指摘ましたが、ここまでシステマチックに図面やリフォーム状況が管理されているマンションは見たことがありませんでした。