リゾートマンションリフォームの湘南T邸のお客さまは、長らく欧州に暮らしていたことがあり、今回のリフォームでもインテリアのカラーにコダワリたいとのお話しが当初からありました。
ここまでは奥さまがお好きで、今回のインテリア全般でのテーマカラーとなってきたグリーンを中心にお話しをしてきましたが、全体で160平米と広く、寝室や書斎、ちょっと和テイストの洗面浴室等の空間の内容も決まってきたので、グリーン以外の色についてもお話しをすることになりました。
各部屋の特徴を考えながら、どの部屋にどの色を配するかを考えてゆきます。
ご主人さまは以前欧州で暮らしたお部屋が黄色い壁とちょっとアンティーク掛かった木を使いたいとのご希望でした。
ご主人さまが主体として使う書斎は、リビングと同じグリーンをテーマカラーにしますが、オークの木目の本棚をアクセントになさりたいとのことでした。
廊下にはグレーと持って来て、子ども部屋にはブルーをとの話になってきました。
折り上げ天井には天然木を張りたいとのことで、施工をお願いしているコナラハウスさんに米ツガ材と杉板(節ありと節無し)に白ふき取り塗装をしたサンプルを送って貰いTさまご夫妻に見て頂きました。
ベースとなる杉板の赤身と白太が混じること、またそれぞれの白のふき取り度合いも幾パターンか作って貰ったうえで…、
無節の杉板の白ふき取りをダイニング天井に、米ツガのクリア塗装をリビングの天井に張ることが決まりました。
壁はクロス仕上げが基本ですが、リビングの一部はケーシング枠と合わせたパネル壁を作る予定で、そちらは塗装仕上げとなるので、その色味サンプル作成のための色も日塗工の色サンプルから決めさせ頂きました。
その他、キッチンのアクセントタイルや…、
洗面脱衣室のカウンター材の素材なども色味サンプルと見比べながら一気に決定とさせて頂きました。
次回は現地でスイッチ&コンセントの位置確認を現場で行うことになっているので、予習の為にこちらで用意した電気図を事前にお渡しして、読み方もご説明しておきました。