杉並区S邸のマンションリノベーション着工に当たって、地元の氏神様を祭る神社の宮司に現地に来ていただき、清祓いをお願いいたしました。
このマンションの建設当時の地鎮祭も執り行ってくださった宮司さんだったので、建設当時の話も伺いながら、Sさまの奥様、工務店青の片岡さんと八木君、カガミ建築計画の各務と渡辺で、清祓いに参列させていただきました。
マンションリフォーム・リノベーションではあまりお祓いをするケースは多くありませんが、ただ単純に工事をスタートするだけと違って、最後にゆっくり現場の状態をみながら、お施主様と施工と設計が集まる機会を作るのもよいものだと感じると同時に、お祓いを済ませたことで、清々しい気持ちになりました。
盛りだくさんの野菜や果物などのお供え物が、ちょっと殺風景だったスケルトンの現場に彩り(とスルメの香ばしい匂い?)を与えてくれました。
清祓い後の記念写真です。無事お祓いを済ませ、関係者でゆっくり話すことができて、これからの大変ではあっても実りあるに違いないリノベーション工事に対して、改めて気合が入ってゆくのを感じておりました。
お祓い後は、青の片岡さんと八木君はレーザーを使って、変形の浴室と洗面の既存状況を再度実測してくれました。
その間に、僕は設計はワイヤーブラシを借りて、コンクリート素地で仕上げる予定の壁についている、GLボンドの跡を上手く削れるかをチャレンジしてみました手でも結構きれいに剥がせることが判ったので、この試した箇所を後日お施主様に確認してもらうことにいたしました。
お昼前に来てくれた水道屋さんと青の片岡さんと浴室の詳細を詰めている様子です。青が起こしてくれた施工図を基に、細かい寸法の押さえなどを確認させてもらいました。まだ細かい微調整が必要になりますが、何とかうまく収めることができそうです。