ビンテージマンションリフォーム工事中の目黒S邸に、キッチンと浴室が設置されたと連絡があったので、チェックに伺って参りました。
右手前がキッチンで、その左隣に木製下地の中に灰色の箱が見えているのが浴室です。キッチン部分は、排気ダクトのルート確保のために、天井を一段落としています。また、対面キッチンを使っているので、右上部に換気扇の箱の裏側が見えています。これをガラスとステンレスを使って、デザイン的に違和感がないように納めてゆく予定です。
全体に歪んだ躯体の中で、浴室の壁とキッチンのカウンター面、そしてクローゼット類全てが一直線に揃うという難しい納まりをオリエンタル産業の太田さんと今野さん、そして現場の大工さんたちが上手く纏めてくれていました。
天井も歪んだ部分には下地を設け、フラットな仕上げへと調整しています。この薄い下地の中に、LED(発光ダイオード)の薄型照明と、吊り引戸のレールを埋め込む計画です。
最後の写真は細かい打合せのチェックの様子です。左からスタッフの渡辺、大工さん、今野さんと太田さんです。