Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

品川N邸のビフォー&アフター

品川N邸

コロナのことがあって、お引っ越し後の家具が入った写真がまだ撮影出来ていませんが、家具なしの段階で撮った竣工写真とリフォーム前の様子を比べた品川N邸のビフォー&アフターの比較写真を作りました。

クローズド型がキッチンをペニンシュラ型カウンターのあるオープンキッチンへとリフォームしたことで、LDKの面積が50%ほど広くなったように感じられました。

こちらは玄関ホールのBefore & Afterです。以前から広いホールでしたが、色々なサイズやデザインの収納扉が並び、目がチラつくような空間でした。リフォーム後は正面左手の主寝室への扉は壁のクロスと合わせたシート張りの扉として壁と一体化させ、正面壁のパネルデザインがフォーカルポイントとなっています。

キッチン回りの工事前後の写真です。廊下として使われていた部分までLDKに取り込めているので、空間のボリュームが増しています。キッチンの対面カウンターはキッチン側は機能重視の素材ですが、リビングダイニングに面した側はチークの突板を使って、家具的にも感じられるようなデザインとしています。ダイニングの壁も灰色のクロスで縁取ったフレームとパネル壁を設けて、正面性を演出しています。左手奥まで伸びる廊下は、フロアヒンジのデザイン扉として、開いた時には解放感が、閉じたときには石張りの壁と一体化する重厚感を持たせています。

キッチン内側から見たビフォーアフターです。お引っ越し後の奥さまからはとにかく開放的で、明るい気分で料理や家事に取り組めて、本当にリフォームして良かったと感想をお伝え頂いています。

リフォルムから購入したダイニングテーブルが届いたタイミングで、担当スタッフの岸本さんがチェックしてくれた際の写真です。まずは逆さまにした状態で脚を組み上げ…、

天板と固定してから、逆さまにします。今回は木製天板なので、組み立て作業は男性2人で済みました。これが大理石となると、職人5人掛かりになります…。

やはりポリフォルム社の椅子を7脚並べた様子です。

最初からオーダーするまで、いやこれらの家具が届くまで、お願いしたテーブルや椅子の色味が、空間にマッチするかを心配なさっていたNさまの奥さまですが、この組み合わせのフィット感を見て、ようやく安心して下さったとのことでした!