Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

造作家具週間@元麻布I邸

元麻布I邸

元麻布I邸の現場は、この一週間のほぼすべてが造作家具の搬入組み立てに費やされました。

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220平米の空間に、これ以上は置けないほど本棚を設置して欲しいとのご依頼に加え、リビングのAVボードやキッチン横のパントリー、洗面やトイレのカウンターに加え、造作家具と揃えたデザインの扉(建具)等、様々な種類の箱やパネル、カウンター板が現場に運び込まれました。

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リビングの窓際で組立て中なのは、大きな造作AVボードです。PS(パイプスペース)と柱型の出っ張りに合わせたサイズのローカウンターで、仕上がりはすっきり見える予定ですが、実は内部にはテレビ・ステレオ関連の配線が複雑に絡み合い、排熱するシステムまでが組み込まれているので、造作家具の箱の設置段階から大仕事になっています。

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黒いネロ・マルキーナという大理石の甲板を色を合わせるために、オーク突板を木目を半分見えるように(セミ・オープンポア)に黒く仕上げて貰った材料を組み立ててゆきます。

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一通り組み立てられたAVボードです。フレーム状に天井にも枠が回っており、甲板と壁に柄を揃えた大理石を貼ってゆきますが、窓廻りは黒く塗装した鉄板を張って貰うなど、まだ細かい調整が残っています。

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組み上がったAVボードをダイニング側から見た様子です。まだ手前で職人さんたちが削り合わせているフィラー(壁と造作家具の隙間を埋める材料)や棚板が組み込まれてゆきます。

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廊下には、大量の本棚が組み込まれてゆきます。

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隣り合った本棚の側板をピッタリと寄せることで、縦横の桟のサイズがあってくるデザインなので、このようにクランプを使って、ガッチリと隣同士を連結してゆくことになります。

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扉で開口部がある上部にも本棚が続いているんで、その部分も竪桟を二重に重ねないデザインで作って貰っています。見た目はどうということない納まりに見えますが、実は相当面倒な作り方なのです…。

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ほぼ出来上がったプライベート廊下の本棚群です!

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それ以外にも、パブリック部分に並ぶ黒い本棚や、

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ご主人の書斎の壁にも両側に本棚が並んでゆく予定なのです。

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こちらは、キッチン横に組み込まれているコーヒー&ワインコーナーの棚です。正面右奥のカウンター下にビルトインのワインセラー機器が組み込まれる予定です。

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収納量は大量に確保したいのですが、全ての壁面が収納で埋まってしまうと、圧迫感が出てしまうので、この吊戸棚のように、一部をオープンにしたり、色味やサイズを細かくコントロールして、軽やかに見えるように工夫しています。

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以前にある程度組み上がっていた洗面所のカウンターにも、白いビアンコブロイエという大理石の甲板と立ち上がり壁が設置され、メディスン・キャビネットも取り付けられています。

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来客用トイレの手洗いカウンターにも、AVボードで使う黒大理石の残り板を有効活用したカウンターが付きました(今回の大理石は、スラブという大判の状態で買っています。大きく材料取りした後に残った部分が無駄にならないように、他で転用できそうな部分はなるべく使い切るようにしているのです)。

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こちらは主寝室の入り口に作っている小さな引出収納ですが、こちらの天板には洗面の白大理石の残りを使うことにしています。

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その他にも、キッチン壁のイタリア・フィアンドレ社(日本側の輸入代理店アークテック社)の大理石柄大判タイルの貼り込みも始まっています。

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重量のある大理石の貼り込みと比較すると、大判ながら6ミリと薄いタイルなので、二人の職人さんで軽々と持ち上がっていて、安心感があります。
ここ数日は、大好きな造作家具組立て週間でしたので、ほぼ毎日、担当スタッフの前田君と現場に通いました。お陰さまで、大きな問題なく据付けが進み、あとは竣工まで秒読みになってきました。

 

 

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