Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

塗装下地作り@港区R邸

港区R邸

工事進行中の港区R邸は、大工さんの造作工事やボード張りがひと段落して、塗装屋さんの下地作りが始まっています。

港区R邸の工事現場

このリビングダイニングでは天井に貼られた濃いベージュ色の石膏ボード(プラスターボード)に白い帯や点々が打たれた部分が塗装下地用のパテ作業の跡です。手前でしゃがんでいる職人さんたちが塗装屋さんで、パテを練っている様子です。

主寝室の塗装下地製作中

こちらは主寝室でパテ作業をしている様子です。石膏ボードの継ぎ目は帯状にパテをしごき、ビスで下地に固定した箇所はポツポツと天井にパテが施されています。手前左側の壁端部は継ぎ目が多いので、全体をパテでしごいていますね。パテは一般に3度ほど掛けてゆきますが、何度目の作業かを間違えないために、ピンクや青の色を入れて、視認しやすいようにしています。

奥さまの書斎部屋の塗装下地

奥さまの書斎部屋もパテ処理が進んでいます。2段の折り上げ天井のメダリオン(天井に付ける円形の装飾要素)は既に白で下塗りしたものを設置してもらっています。

高さのある巾木のコーナー取り合い

床と壁の取り合い部分にある巾木も、クラシカルなデザインに合わせて、高さ25センチの特注の巾木を作って貰っています。

高さのある巾木の壁端部収まり

巾木も現場で白く塗装する予定なので、隠し釘と接着剤で固定していますが、釘の部分や継ぎ目はパテでしごいて貰っています。

お嬢さまの部屋の二段折り上げ天井の塗装下地

似たように見えるお嬢さまの寝室もパテ作業が進んでいます。天井のデザインは共に2段折り上げで、同じメドリアオンが付いていますが、こちらのお部屋には壁の装飾レーリングがありません。

ロイヤルの金物を壁埋め込みにしたシューズインクローゼットの塗装下地

こちらは玄関ホールに面したシューズイン・クローゼット(SIC)の内部です。棚板を三面の壁いっぱいに展開する予定ですが、ロイヤル社の店舗用陳列金物を使うことになっています。細いレールを埋め込んだ壁も塗装仕上げなので、丁寧なパテ作業が進んでいました。

変形折り上げ天井の塗装下地

広いリビングの天井も、コーナー部分にカーブを入れた折り上げ天井が出来上がりつつあります。

変形折り上げ天井の塗装下地

下から見上げると、カーブしている箇所が良く分かります。紫色のテープで養生されていますが、先日のブログでお見せしたカーブ状の金物もすでに取り付いていました。折り上げ中央のベニヤが張られた部分には小割の黒いカラーガラスが張られる予定です。

ダイニング上のエアコン点検口の実地検討

こちらはダイニング直上の天井部分です。隠蔽型エアコンの本体が2つ入っており、メンテナンスでフィルターの清掃をする必要があるため、パネル仕上げとして、取り外すことができるように考えています。実際にはエアコンの機械が詰まっているので、どの場所で、どの程度のサイズのパネルであれば取り外しができそうかを実験している様子です。

ダイニング上のエアコン点検口の収まりスケッチ

こちらはそのパネルの取り外しシステムを、現場監督の織田さんが事前にスケッチしながら考えてくれていた資料です。

ダイニング上のエアコン点検口のフチ

パネルを固定するための廻り縁(マワリブチ)は既にセットされていました。

フロアヒンジの天井部材ディテール

その他の細かい箇所の取り合い状況です。ガラス張りの廊下天井と、石張りの天井フレーム、そして造作家具が取り合う交点は複雑な段差が作られていました。白いシールが張られた長方形の金物はピボットヒンジの頭の部品です。

仕上がりの異なる接合部の天井下地造作

来客用トイレの扉は、袖壁なしの変形収まりとなっていますが、玄関廊下のガラス天井や、プライベート廊下の磨き仕上げの突板壁との取り合いで、変形の収まりになっていました。

来客用トイレの工事打ち合わせ

ちょうどその来客用トイレの入り口付近で、リフォームキューの営業&設計の坂本さん、現場監督の織田さん、そしてウチのスタッフの前田君が打ち合わせをしていた様子です。

キッチン横のダクトスペースの三次元的活用法

こちらはダイニング横の柱型です。DS(ダクトスペース)として上から下まで柱状になっていましたが、開けてみると上部だけしか設備ダクトは無かったので、下部を2方向から使える収納として活用するアイデアとしています。ダイニング側はストックの水の保管庫、キッチン側はエスプレッソマシーンなどを置くミニカウンターとして活用する予定です。

キッチン横のダクトスペースの三次元的活用法

同じく、もう一つ上部だけしか使われていなかったDSは、ウォーターサーバー置き場とキッチンカウンターの奥に物をちょっと隠せるミニコーナーとしての利用を考えています。

TVカウンターの造作下地

徐々にリノベーション空間の祖形のようなものが見えてきました。ここからは仕上げ材の大理石やカラーガラス、造作棚等が収まって、一気に空間が出来上がってゆくプロセスへと移ってゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

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