アルミサッシの冷たさを消すリフォームの工夫

アルミサッシの冷たさを消すリフォームの工夫

白金台のマンションリノベーション工事では、幾つかのデザイン的な細かい工夫をしています。このマンションには、大型の窓サッシが当初からついていました。大型開口は、室内に明るさをもたらし、今回のケースのように外の景色が良い時には、素晴らしい眺望を与えてくれます。

アルミサッシのリフォーム

しかし、大量生産の悲しさか、どうしてもアルミサッシが多用され、開口部が冷たい、味気ないイメージになってしまいがちです。そこで今回は、そのサッシの内側に、木製の枠を組み立ててみました。室内側に枠分のボリュームが飛び出てきますが、窓周りに作った大枠と同じ材料で作った”竪枠”(たてわく)が、アルミの冷たさを消してくれる予定なのです。

以前のコラムにも書いたように、天井に折り上げの段差があるのが、スマートでないと思っています。なるべくフラットなイメージの天井にするために、一般には、小さめのグレアレス・ダウンライトを設置しますが、今回は壁際にアートを飾る予定なので、その位置や大きさによって光の向きを変えられるトラックライトを設置することになりました。

間接照明のディテール

トラックライトをそのまま天井に取り付けると、メカニカルな部分が目立ってしまうので、上の写真のような照明用のボックスを作りました。小口を斜めにカットし、ボリューム感を消し、仕上げを天井と同じ色で塗装するので、最終的にはほとんど存在感がなくなる予定です。

これらのような小さなデザイン的工夫と、全体の構成計画が合わさって、きれいで快適な空間が出来上がると信じて、毎日設計を続けています。

タグ

2009年07月07日 アルミサッシの冷たさを消すリフォームの工夫 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 白金台S邸


»
«