「マンションリノベーション」のアーカイブ

アドヴァン・キッチンショールームにて西麻布N邸のキッチン打合せ

西麻布N邸の計画が着々と進んでおります。こちらが土日をお休みとしている関係上、平日の夜しか打合せの時間が取れていないN家の方々とは、中々ご一緒にショールーム周りをすることができておりませんでした。

色々とキッチンショールームをご推薦してきた中で、価格とのCP(コストパフォーマンス)が一番良いことでキッチンをお願いすることになったアドヴァンのキッチンショールームに夕方6時からの変則的な時間でお打ち合わせをさせて頂きました。アドヴァンからは僕らの営業担当の西田さんとキッチン担当の穂坂さんが参加してくれています。

まずはアドヴァンキッチンの一般的な仕様のご説明して貰った後は、

具体的ににシンクの大きさや使い勝手のお話をさせて頂きました。ご主人さまの趣味の釣りで、大きな魚を捌く機会が多いN家では、より大型のシンクでかつ水栓も二つ必要なことはこちらから説明させて頂きました。

背面の食器収納や吊戸棚の説明では、天井高さと吊戸棚の位置関係、扉を開けた時の使いやすい高さや、大型炊飯器を置いた場合の寸法などが話題に挙がりました。

引き出しについては、見掛けのサイズ(表面から見た引出の高さ)と実際に開けた場合の高さが違うこともご説明いたしました。アドヴァンが高級オーダーキッチンに取り組みだしたのは比較的最近のことですが、引出などに使う金物については、ブルムの最高級仕様でスペックして貰っています。

食洗機については、ショールームにあるミーレ社ものを使って、ガゲナウ社との違いや、ミーレの中でもハイエンドタイプと普及タイプについての違いを説明して貰いました。

最後に面材やカウンター材のサンプルをお見せして、イメージの確認を致しました。因みに、これらの面材の塗装サンプルは、うちの事務所から持ってきたものです。これまで色々なキッチンを作ってきた中で、色々な色味で、かつツヤの度合いが違うものが揃ってきたので、それを有効活用することができました。

これまでアドヴァンと一緒に進めてきた見積り用の図面に、本日の打合せの変更内容を書き込んで、図面及び見積りの訂正をお願いするための指示書を前田君が作ってくれました。これまで採用させて貰った実績がないキッチンではありませんでしたが、細かい事まで担当者と話をすることができて、疑問の幾つかも晴らすことができました。また、これまでは図面を基にお客さまとの打合せをして参りましたが、やはり実物を見ながらのショールームの打ち合せは、沢山のことを検討して頂く上でもとても有意義でした。

 

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2017年06月08日 | アドヴァン・キッチンショールームにて西麻布N邸のキッチン打合せ はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 西麻布N邸

マンションリフォームのディテール@横浜A邸

先日ご紹介した、横浜伊勢山Y邸のディテール集ですが、その兄弟プロジェクトともいえる横浜A邸のディテールもご紹介しておきます。

都会的でスタイリッシュなイメージの横浜伊勢山Y邸に対して、こちら横浜A邸では素材感のある大理石やタイルを多く使って、よりクラシカルで大人的な空間を目指してデザインしています。素材として大きくフィーチャーしたのが、こちらの大理石・トラバーチンです。ローマ遺跡でも使われいてる穴があいた素材感豊かな大理石に濃灰に焼き付け塗装した窓枠を合わせています。

トラヴァーチンは、目地なし(眠り目地といいます)で納め、そこにグレアレスかつユニバーサルタイプの照明を強く当てて、多孔質な石の特徴を引き出しています。

トラバーチンを大きく使った玄関ホールでは、共用廊下からの玄関扉周りにフラットバーの縁を回し、そこにチークのフローリング材を使った羽目板を張っています。玄関回りに何かと便利な小物置きと引出収納のカウンタートップには同じトラバーチンを使っています。

扉枠と小物置きニッチの上部に同じ濃灰色に焼き付け塗装したスチールフラットバーが回っていることで、掘り込みの陰影を深くして、シャープに見せています。

もう一つのこちらのお宅の特徴が、2セットの両開き扉です。玄関ホールからリビングへの扉の面材は、板目のウォールナット材を使っています。

同じ塗装色で焼き付けて貰った金物も、扉の面材が違うと印象も変わって見えるのが不思議なものです。こちらはリビングからダイニングへと続く両開き扉ですが、仕上げ材は板目のオーク材の灰色拭き取り塗装となっています。

拭き取り塗装ですが、木目の見え方を薄くすることで、より無機的に感じられるようになっています。

カラーガラスや鏡、クロスの見切りなどは良く使っている材料ですが、普段はL字型のアングルで見切っているカラーガラスを、こちらでは磨いたステンレスの角パイプで見切ってみました。天井のクロスの張り分けの目地を合わせることで、すっきりとシャープに空間を見切ることができました。

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2017年06月01日 | マンションリフォームのディテール@横浜A邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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赤坂S邸の一年点検

昨年3月にリフォーム工事完了&お引渡しをしていた赤坂S邸に、一年点検で施工をお願いしていたリフォームキューの石原さん、岩波さん、鈴木さんに、うちの担当スタッフだった前田君と一緒に伺って参りました。

元々、お客さまの方から、不具合があった個所をリストにしたものを頂いていたいので、それらを中心に一緒に見て回りました。

と、言いながら、先日の成城Z邸のときのように、アートや家具が入って、生活感と共に暮らしぶりが伝わってくるようになった空間を撮影させて頂きました。こちらはシックで濃厚な油絵が飾られた玄関ホールです。

トイレにはちょうど色味もあった版画が飾られており、とても素敵な雰囲気になっていました。

キッチン正面には、楕円形の鏡と油絵が吊るされており、Sさまらしい空間に代わっていました。メインのリビング空間は、まだ家具が揃っていないとのことで、写真は公開しないでほしいとのご依頼がありました…。

テレビがニッチに掛かって、下部のガラス扉の収納にAV機器が入った様子まで撮影させて頂きました。補修は扉などの大物もあるので、ここから3週間ほど掛かってしまいそうですが、住み心地についてはとても満足して下さっているとのお言葉を頂き、大変ありがたかったです。
Sさま、どうぞ今後とも宜しくお願いいたします!

 

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2017年05月22日 | 赤坂S邸の一年点検 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 赤坂S邸

完成予想CGと素材とディテール@西麻布N邸

スケジュール的な余裕とお客さまからの強い要望(実際にはそれに加えて外注でお願いする費用も)があれば、ある程度リノベーション設計が進んだ時点で完成予想CG(コンピューターグラフィックス)を作って、お客さまにご提示するケースがあります。

延べ床面積が230平米ある、こちら西麻布N邸のお客さまからは家具や照明などの細かい事もCGを見たうえで決定したいとの強うご要望を当初から頂いていたので、素材のイメージを固める当初の段階からディテールまで検証したうえで、このようなCGを作って貰っておりました。
例えば、このCGの右奥に見えている真鍮で目地を取ったうえで、大理石をランダムに張っているデザインをCGで作ってもらうためには、

具体的にこの程度の素材を決めた上で更に、

大理石と真鍮目地の凹凸(今回のケースでは、目地棒をチリ1ミリほど大理石パネルより出っ張らせています)やコーナーの納まりまでを考えたうえで、外注のCG会社にお願いしております。

当然ながら、ここまで持ってくるためには、幾度も素材やプランについて、お客さまと打ち合わせを重ねて参りました。初めてできたCGをお見せすると、Nさまもとても喜んでくださいましたが、見慣れてくるとその中に好きでない要素が見つかってきたり、色味を変えて欲しいといった微修正のご依頼が重なってきます。上記のCGができるまで、4度ほど作り直しをして貰っています。

こちらが階段の反対側から見たアングルのCGですが、まだ階段の形状や手すりのデザイン、天井の照明配置などが間に合っておりません…。CGを作ると、どうしてもそのCGイメージに対するお客さまの満足度を高めることが目の前の目標になってしまいがちなので、実際の素材探しやディテール設計が後回しになってしまいがちなのです。
CGに入れ込んでいる置き家具についても、実際にミノッティやフェンディの家具をお客さまに見てもらった上で、仮に落とし込んでもらっております。

ただ、今回はスケジュールの縛りもありますし、二社での相見積をとのご希望でしたので、担当スタッフの前田君が全ての建具とその枠廻りについて、このような詳細スケッチを作ってくれております。

CGイメージを作っていない空間についても、(この場合は来客用トイレですが)具体的なタイルやカウンター素材も検討を重ねています。図面も一通り揃ってきたので、次の段階で二社にずれたタイミングで現場に来てもらって、現調と図面の意図を説明したうえで見積りを作って貰う段階に入ってゆきます。

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2017年05月15日 | 完成予想CGと素材とディテール@西麻布N邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 西麻布N邸

ビフォーアフター写真集@横浜A邸

先日リフォーム会社が施工検査をして、その是正工事があらかた終わったとのことで、お客さまのAさまと不動産会社のNさまと一緒の施主検査にデザインアドバイザーとして立ち会いをして参りました(本来の設計監理業務であれば、設計者検査という役割があるのですが、デザインアドバイス契約の場合は施主検査への立ち会い業務となるのです)。その検査立ち会い後に写真撮影をさせて頂きました。

こちらはリビングから玄関ホール側の扉を見返したアングルでのビフォー&アフター写真です。ほぼ空間の形は変わっていませんが、多様な素材を使ったことで、陰影が生まれて、空間の各コーナーの性格がよりハッキリしてきたと思っております。

こちらが検査立ち会い時の様子です。キッチンの使い勝手を力説しておりましたが、実際は皆さま窓の外の景色を眺めていましたね…。

玄関ホールのトラバーチンは、孔が空いているのが特徴の大理石ですが、孔が大きいとみっともないので、どのサイズであれば埋めて貰うか残してもらうかを判断する基準を青のテープで貼っておいたものを確認して頂きました。

これまでの僕らの経験では、それほど重視してこなかったウォーク・イン・クローゼットですが、今回はダークな壁色にウルトラスエード張りの天板付きのチーク突板アイランド家具、そして間接照明と費用も掛かりましたが、費用対効果も良かったことをご説明いたしました。

ビフォー・アンド・アフターの写真は、まずは共用廊下から玄関を入って最初に見える景色からです。以前のオーナーさまも、鏡を張って玄関ホールを広く見せていましたが、却ってそのことでどのような形の空間かが判らなかくなってしまっていたので、両側の壁の質をキッパリと分けて(片側はトラバーチン張りの壁、もう片側はダイノックシート張りの収納)、その壁が袖のガラス壁の先まで伸びていることを見せながら、ウォールナット張りの両開き扉で迫力ある空間を演出してみました。

玄関の見返しですが、以前は沓脱スペースを、収納を伸ばすことで作ってありましたが、そのことで空間がデコボコになっていたので、収納を削って、玄関先には何かと便利な小物入れとニッチ状態の飾り棚を作っています。木目調の玄関扉と枠もあまりに普通のマンションらしく見えるので、枠にはステンレスの板を取り付けてシャープに見せて、壁にはチークフローリングを張って、ひとつの面としてデザインしています。プライベートの廊下の方までトラバーチン壁が伸びていることで、以前より大分空間が広く感じられるようになりました。

先ほどの玄関ホールからのウォールナットの扉の先のリビングから見返した写真です。広すぎる玄関ホールを縮小することで、両開きの扉位置を後ろに下げて、扉を開けっ放しにしてもリビングの動線を妨げないようにしています。スチールの建具枠、玄関ホール床の磨きタイル、左側の壁のマットなタイル、黒いクォーツストーンの質感、天井の羽目板張り、壁の小口まで張ってあるトラバーチンと多様な素材が絡み合うことで、リッチな空間に生まれ変わったと思っています。

空間のレイアウト上、一番変わったのがこのダイニングキッチンです。以前か壁側にレイアウトされていたキッチンですが、真反対に窓側へと大逆転させています。かつては、ダイニングから各個室に行くためには、キッチンを通り抜けることになっていましたが、このレイアウトになったことで、そのような不便がなくなり、キッチンが独立した機能空間になりました。単純なペニンシュラ型から、U字型になったことで、カウンターの長さは倍以上になり、収納量も格段に増えています。

ダイニングキッチン空間からリビングを見返した様子です。開口部の位置が変ったことで、玄関からキッチンまで大きく回り込む必要が亡くなり、よりショートカットでキッチンへとたどり着けるようになりました。

白っぽくて無機質で性格が無かった主寝室ですが、壁にアクセントクロスをパネル張りして、折り上げ天井に間接照明を設け、ウォークインクローゼットへの入り口を引違のガラス扉に変えたことで、シックで大人っぽい空間に変身させることができした。

ウォーク・インクローゼットは、レイアウトはほとんど変えていませんが、仕上げ材と照明を変えて、アイランド収納を設けただけで、グッとシックになりました。

最後は来客用トイレです。こちらもトイレのレイアウトをほとんど変えていませんが(トイレ背面のライニングはなくしています)、トイレ空間の部屋の幅を少し膨らませて、カウンターを伸ばしたことで、広々とした空間になりました。指先しか洗えなかった手洗うボウルをきちんと手が洗えるものへとサイズアップすることができました。仕上げ材も壁のカラーガラスや床タイル、チーク突板の手洗いカウンターとグレードアップしたことで、2ランクぐらい空間の質が上がったと思っております。

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2017年05月05日 | ビフォーアフター写真集@横浜A邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 横浜A邸

リフォーム会社の検査中@横浜A邸

工事が一通り終わって養生もはがされた横浜A邸で、リフォーム会社の検査があるとのことで、そのタイミングで現場を見て参りました。

先日、吊り込み作業が行われた2セットの両開きスチール扉が、凄い迫力の空間に仕上がっていました。

玄関ホールのトラバーチン大理石は、無理をお願いして、目地なし(眠り目地)で張って貰いましたが、リビングからの光を受けて、見事に輝いていました。このトラバーチン壁に穿たれた、横長の窓は…

壁の裏側にあるダイニングキッチン側から見ると、このようなレイアウトになっています。このダイニングキッチンは、二つの扉を閉めることで完全に仕切って、ファミリールーム的に使うことができる空間となっています。キッチンで調理中に誰かが玄関に帰ってきたときに、その様子が覗ける位置にこの小窓がレイアウトされているのです。

腰から下はクロスのパネル張り、窓の下端から上はチークの羽目板張りとしています。この横の目地ラインは、建具の横桟やキッチンのカウンターと連なった高さで設定されています。リフォームキューの工事側検査がすでに始まっており、是正が必要な箇所に緑色の付箋が貼られ始めています。

ダイニングキッチンからダブルの開き戸越しにリビングを見るアングルの写真です。先ほど説明した横目地が、建具を経て、柱型のパネル、そしてキッチンカウンターへと繋がっているのが判るでしょうか…。キッチン内の凹んだ箇所は冷蔵庫置き場となっています。

キッチンカウンター上のタイルとコンセントの取り合いです。タイルにコンセントを埋め込むことは難しいので、その代りスイッチプレートと同じ高さでタイルの目地を通して、このような収まりとしています。タイルは、イタリアのマラッツィ社のグリスフルーリーを使っていますが、この近さで写真を撮っても、本物の石に見える質感を持っています。

玄関ホールは、共用廊下からの玄関内側枠に、スチールプレートを差し込んで、枠なしでシャープに納めて貰っています。チークのフローリングを羽目板代わりに張って面としてのデザインを強調しています。既存靴収納は再利用、扉は基本的にダイノックシート張りとしていますが、一枚だけを姿見代わりに鏡張りに交換しています。

主寝室のウォークイン・クローゼットには、コンフォート社のシャープなアルミフレーム付きのガラス引き戸システムのライキが取りつきました。中央のアイランドカウンターは新しく設けたもので、壁紙をダークグレーで棚板はチーク柄で揃えて貰いましたが、シックで大人っぽい空間に仕上がっていました。

既存洗面家具の箱だけを残して、扉や天板カウンター、ボウルと水栓まで交換した洗面カウンターも生まれ変わっていました。メディスンキャビネットは間接照明をLEDに交換し、その下の壁は大理石モザイクタイル張りとしています。

入り口枠をステンレスにして、扉を強化ガラスに交換した浴室では、ちょうど水栓金物の交換工事が進んでいました。

レイアウト変更をして、大きな手洗いカウンターを設けた来客用トイレ空間にはカラーガラスを背面壁に張っています。パネル張りのクロスやクオーツストーンのカウンターと相まって、きれいな空間に仕上がってきています。

 

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2017年05月01日 | リフォーム会社の検査中@横浜A邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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