設計中の六本木N邸だけに限らず、照明として間接照明を使う機会が多いので、日々進化が激しいLEDの最新状況を教えてもらうために、プロテラス社の担当者に事務所に来てもらい、実物を見ながらのデモンストレーションをお願いしました。
これまでも、プロテラス社のルーチシリーズ以外には、DNライティングや森川製作所、森山産業などを適材適所に使ってきたツモリですが、中々定番となるものが見つかっていなかったので、LEDのライン照明でコンパクトなものをなるべく多く持ってきてもらい実験させて貰いました。
照明の幅や高さ、調光可能かどうか、光の粒が見えるか見えないか、照度や光の特性、そして納期や価格などをまず解説明してもらいました。
今回一番実物を見たかったのが、こちらのナノラインでした。幅5.5ミリの超極細照明です。本来棚下灯として開発されたもののようでしたが、折り上げ天井の間接照明などにも転用できないかを確認したかったのです。
持ってきていただいたLED照明器具すべてを、事務所で一番暗い玄関に持って行き、扉を全て閉めたうえで、壁からの離れや天井との距離を測りながら、実感できる明るさを体験させて貰いました。
また、数年(もしかして数か月?)すれば、新しい製品が開発・発売されて、最新だと思っている知識も古びてしまうのでしょうが、とにかく勉強し続けないと置いてけぼりをくらってしまうので、他社さんの製品も含めて貪欲に研究してゆきたいと思っています。