マンションオーナー邸のリフォームプロジェクト、原宿K邸の実施設計が纏まったので、3社の工務店・リフォーム会社に見積りに来てもらいました。同日に2時間半毎に時間を区切って、それぞれの会社に現説(現場説明)を行いました。
近所でちょうど工事現場が進行中の辰さんは、設備や電気、大工く解体業者と各職方を現地に連れてきて、時間をかけて丁寧に見て行ってくれました。
見積りをお願いしていから2.5週間で3社(お施主さまが紹介してくださった工務店に、僕らが紹介したゼネコンとリフォーム会社の3社)からの見積りが揃い、それらを同項目毎に整理して比較できる表を作った上で、お施主さまご夫妻にご説明させて頂きました。最終的には見積りの精度や金額、そして何より施工側のやる気で、こちらの辰さんにお願いすることになりました。
これらの素材は、見積り図面に掲載している仕上げ材で、その最終確認もこの日に行わせていただきました。
施工業者が決まった後は、またインテリアの選定です。ソファーについては、奥さまが一番気に入ってくださっていたミノッティのヤングというソファーにほぼ決まり、その組み合わせを確認いたしました。
レザーとファブリックのどちらにするか、ずっと悩まれていましたが、二つのソファーの組み合わせでレイアウトすることに決まったので、それぞれにレザーとファブリックを張るという折衷案で行くことに決まりました。
ミノッティのショールームすぐ近くにあるフローリングメーカーのIOCのショールームです。ぼくらが良くお願いしているスカンジナビアンのフローリングか、こちらの製品にするかも、最後まで悩まれた項目でしたが、最終的にはこちらIOCのフローリングを採用することに決まりました。
まだ、この時点で決まっていないのが、浴室の浴槽です。Tフォルム・カルデバイの鋼製ホーロー浴槽か、ジャクソンのアクリル製浴槽かで決めかねているので、基本的にはリノベーションの内容はほぼ奥さまにお任せのご主人さまにもショールームに来て頂き、エア入浴(?)して貰いました。