原宿のK邸では、キッチンのガスレンジ正面の壁に大判タイルを張って、一つの見せ場にしようという計画が進んでいます。普通であれば、ガスレンジ上にはレンジフードが付き、その左右に吊戸棚が並ぶのが一般的ですが、少し奥まった場所にあるキッチンなので、広さと明るさを感じられるように継ぎ目のなるべく少ない大判タイルで仕上げることになりました。
お施主さまとスタッフの竹田さんの正面に並んでいるのが、イタリアのフィアンドレ社が作っている1m×3m(!)の大理石調の大判タイルです。この大きさながら厚みは6ミリで、大理石柄もタイル素地に含浸させているので、磨き化工やマット加工も可能という優れたタイルです。
大理石の種類も10数種類あり、模様が重ならないように柄のパターンも幾種類かあります。今回の計画では、大きな柄が入っている物の方が印象がはっきりとして良さそうだと考えて、写真一番奥に展示されていたスタトゥアーリオを2枚オーダーして、ブックマッチにすることになりそうです。
因みに、ショールームの床に張ってあったのは、同じフィアンドレの