お見積りもほぼ纏まって、インテリアの素材や色味の打ち合わせ中の麹町K邸のお客さまと、色彩豊かな輸入物カーペットの色味選びをさせて頂きました。
国産のカーペットは高級になればなるほど、ウール素材への拘りの為か色味が地味になる傾向があるので、アメリカとドイツのブランドのカーペットのサンプルを取り寄せておきました。
1つは米国製のファブリカのシェ・シリーズ(コンフォート社)のもので、もう一つはドイツ製のフォアベルクのスペリアー・シリーズ(アーテリアー社)の物です。
濃紺や紫、赤やグリーンなどの色味にご興味を持って下さり、それらの大判サンプルを取り寄せて、他の色味と合わせて決定してゆきたいとのお話しになりました。
洗面所の床はペットのワンちゃんのお世話もあるので、滑らず耐久性があってそれなりの強さがあるものとのご希望だったので、 スウェーデン製の塩化ビニール製の織物床シートの一種のボロンをご紹介いたしました。
また、浴室は既存のユニットバスを再利用する計画となっておりますが、壁材と床材の汚れが気になるとのことで、上張りできる薄型タイル(3.5ミリ厚)のプクシースリムの色味も見て頂きました。
また、書斎部分には羽の要素も入れたいとのご要望で、和紙の見本もお見せいたしました。
光を透過する和紙を障子のように窓際に張ることを考えて、和紙ブランドのカミズムに幾つかのサンプルをお願いして、事務所の打ち合わせ室の窓に張って、光の透過や外からの透け具材を確認して頂きました。