塗装工程も無事終わった白金高輪の高級マンションリフォームN邸では、最終の仕上げ工事が行われていました。
前室(ベスティビュール)の障子枠がきれいにはめ込まれていました。南面の明るい窓なのですが、対面にある他のマンションの景色と、向こうからの視線が気になるので、このような枠だけ(ガラスは入っていません)の障子を作り、その奥にレースのカーテンを入れて、視線を手前に持ってくるデザインとしています。
赤っぽいダイニングからピスタチオ・グリーンの前室を見返したアングルです。建具も吊り込まれていますが、まだドアノブとガラスが嵌められていません。
このポーセリン(陶器製)のドアノブが取り付く予定です。
リビングの柱がの奥の収納も扉を取り付けるだけとなっています。この空間は灰色で塗装しているのですが、収納奥の白い棚と比べると色の違いが見えてきます。
玄関のベンチと左右の靴収納も出来上がりつつあります。
一度取り付けて貰ったテレビ下のDVDの機器収納の扉ですが、設置位置が上手く出来ていなかったので、少し引っ込めて貰っています。
照明器具の取付け、コンセント・スイッチプレートの設置も行われていました。一つ一つのプレートが曲がっていないか、水平器を使いながら慎重に取り付けてくれています。
こちらでは、造作家具のカウンターの段差を補修してくれている様子です。マンションの場合、どうしても搬入経路の問題があるので、大判のものを運び込めないので、このような補修工事をきれいにしてくれる職人さんがとても重要になります。
気になっていた格天井の間接照明を点灯した様子です。格子がある事で、中央部が暗く見えてしまう事が判り、急遽中央部にクリプトンのダウンライトを4灯追加して貰うようにリフォームキューの岩波さんにお願いすることになりました。格天井を作ってくれた大工さんに電話で聞いて、天井裏に隙間がある事を確認して、ちょうど残ってくれていた電気屋さんに配線を廻せるか聞いて、何とか工事ができそうなことが判って、ホッと致しました…。設計側のミスを、工務店にカバーしてもららことができそうです。岩波さん、そして電気屋さん、どうもありがとうございます!