二日間掛けて職人さんが丁寧に張ってくれたダイニングの突板張りが終わったとのことで、仕上がりを確認に行って参りました。
まだ、左端の収納部分の扉とキッチンへの引き戸がついていないので完全とはいえませんが、ほぼ突板が出揃った状態です。
横から舐めるように見たアングルです。最終的にはアイリスローズという、木目が比較的強い木種を選びましたが、途中は黒い天井に合せて、寝室床でも使っているヴェンゲにするかを迷ったりもしました。ただ、このように張られて、背面に控えるキッチンの色味やなどを改めて見ると、この材種で良かったことを再認識することができました。
こちらはスイッチボックス側から見返した様子です。
天井の下地も完璧にできており、後は黒いカラーガラスを張るばかりとなっています。
玄関ホールへとダイニング側の天井が伸びていながら、スチールサッシで区切られるという、このお宅の空間的クライマックスとなる部分のディテールです。
主寝室の壁には木製フレームを廻し、壁はパネル状にして、クロスを巻き込む仕様で考えています。
ベッドが置かれる側の壁のウォールナットの腰壁も張り上がっておりました。