横浜市では初めてお手伝いしている高級マンションリフォームプロジェクト、横浜O邸の解体工事がひと段落ついたとの連絡が現場からありました。
今回は、お施主さまが住みながら、LDKと洋室、玄関と来客用トイレをリフォームすることになっているので、スケルトンではなく床下地と天井下地は残した解体となっています。
キッチンは、お施主さまと打ち合わせをしている、このシンクとガスレンジがついているカウンターが残っていますが、完全に養生されている状態で、調理は出来ない状態なので、洗面所に電子レンジとポットを持ち込んで使ってくださっているそうです。
玄関部分の仕上げや間接照明などを、うちのスタッフの前田君がお施主さまご夫妻にご説明しています。設計施工でお願いしているリフォームキューからは営業・設計の坂本さんと現場・技術の織田さんが立ち会ってくれています(因みに、僕らはデザイン・アドバイスの立場でお手伝いしています)。
玄関からLDKへの入り口部分には、色々な要素が絡んでくるので、坂本さんも腕を抱えて考え込んでいるようでした…。
因みに、これらの図面は、全てリフォームキューの坂本さんが書いてくれたものです。デザインアドバイス契約の場合、僕らは最初の指示用のスケッチまでは描きますが、制作図や施工図はリフォーム会社側に起こしてもらい、それをチェックしてゆくスタイルとなります。
床下や壁裏に隠れていた設備の配管類です。左側壁際の太い灰色の管はトイレの汚水管で、床下の水色とオレンジ色の管は給水と給湯の管になります。設備配管の取り合いや壁位置の墨出し等は、僕らもお手伝いしながら詰めてゆきます。それでも一般的な設計監理契約であれば、それらの責任の一端を追う形となりますが、デザインアドバイスでの現場訪問は、お施主さまの代理人としてのチェックなので、責任が少ない分負担も楽になります(その分、当然設計・デザイン料も割安になります)。