目黒区O邸プロジェクトでは、今回のリフォームに合わせてリビングダイニングの家具を買い替える予定となっており、床フローリングや壁の仕上げ、造作家具の色味などと合わせて、ソファやダイニングセットをショールームを巡りながら候補を挙げてゆくことになりました。
弊社のブログを見て、ソファの第一候補はミノッティでとのことで、青山のミノッティショールームをまずは訪問しました。
ミノッティでは、サイズ感や組み合わせのバランスなどから、ホワイト・シリーズとヤング・シリーズを良く採用しておりましたが、ホワイトに似て、レザーベースとファブリックの座面を組み合わせることができるコネリーという新シリーズが出たとのことで、ミノッティの弊社担当の鈴森さんに見せて貰いました。
デザイン的にはホワイトを継承するような姿形ですが、組み合わせはより多彩になり、何より座り心地がさらに良くなったとのことで、Oさまご夫妻と一緒に実体験させて頂きました。Oさまもとても気に入って下さり、素材の組み合わせを具体的に進めて、見積りへと進めたいとのことでした。
ベースはレザーとして、ファブリック素材は汚れが目ただないよう、すこし色が混じったツイード調のファブリックを候補とすることになりました。
次に、フレックスフォルムのショールームをご案内いたしました。奥さまがラウンジチェアをとても気に入ってくださったのですが、価格がそれなりに高いものであることをご説明したところ、リフォームのタイミングに無理に合わせる必要はないのではとのことになりました。
フレックスのすぐ裏にあるモルテーニのショールームでは、地階にあったこちらのダイヤモンドテーブルをとても気に入ってくださいました。
大理石のシルバーウェイブをマットにウレタンコーティングで仕上げたテーブルです。
ウルキオラ・デザインのこの脚の形状も合わせて、最初はご主人だけでしたが、眺めている内に次第に奥さまも気に入って下さり、現品でこの柄を購入することができないかという具体的な相談にまで進みました!
僕らとしては、色々な家具や仕上げをまずはザッと見て頂いて、そこから徐々に見積りや仕様を決めながら候補を絞ってゆく形で家具をご提案することが多いので…、
今回のように一目惚れからの1点突破(!)は経験が乏しく、まずはこれをベースにダイニングチェアやソファの仕上げと色味を考えてゆくことになりそうです…。
モルテーニでもソファで気に入ったものが二つあったので、それらを見比べながら、レイアウトプランと仕上げを仮決めして、見積りをお願いすることになりました。
床のベースはタイルで、リビングはボーダー状のタイルの中央にカーペットを、ダイニングは中央にフローリングを張ることになるので…、
フローリングとタイルの候補も早急に絞って、全体の色味とツヤ感を調整してゆきます。