いよいよ工事が始まった代官山T邸の解体状況を確認に行って参りました。
リビングに開け た穴はワンちゃんのベッドスペースの為のニッチで、寝室の壁にテレビ埋め込み用に開けた穴まで繋がって見えるのが、僕らは意図していませんでしたが、なにかコンセプ チュアルで、とてもカッコ良く見えました。
玄関からリビングへの開口の位置を大きく変えるので、このように玄関とリビングが一つに繋がった大空間となっています。基本的には、この雰囲気を活かせるように新しい開口をデザインする予定です。
正面に見える壁は、全面を石張りにする予定なので、補強から組み直して貰っています。
この孔がワンちゃんの為のニッチようで、背面の洋室側から覗いたアングルです。既存の収納の下部を使ってペットスペースとするアイデアで、裏側には元あった収納扉を戻すので、大工さんの細工が必要になります。
こちらは寝室の壁に設けるグラスルーチェ用の穴です。大掛かりな仕掛けなので、リビングなどの大きな空間に設けることが多いシステムのようで、寝室に設けるのは初めてだと担当者が言っていました。
ちょっと広めだったキッチンを狭め、来客用トイレの向きを変えることで、納戸を作るアイデアをご提案したところ、採用して貰えることになったので、当初はなかった計画ですが、水廻りも多少変更することになりました。高級マンションで、管理人さんからも解体時の音には気を付けてくれと釘を刺されているので(?)、床の大理石を斫る作業も解体屋さんにはお願いせず、大工さんに丁寧に進めて貰っています。
部屋の間取りを それほど変更しないリフォームなのですが、必要な部分を解体してゆくと、結構大規模なリフォームの現場と似た雰囲気になるのが不思議です。