先週トラバーチンの壁が張り上がった新築マンションリフォームの六本木M邸では、お施主様にきちんと時間を割いていただき、中間検査を行いました。
お施主さまのMさまは、建築やインテリアのことに非常に強いご興味を持っていらっしゃるので、これまでもスポットで現場には幾度も来ていただきましたが、なかなか細かい変更などをご説明する機会がありませんでしたので、今回のように中間検査という形で、色々なことをご確認いただくことになりました。こちらの写真は、玄関ホールの収納扉の収まりが設計通りに施工できないことが判ったので、その代替案をライフデザインの営業担当の山碕さんと現場担当の斉藤さんと一緒にご説明しているところです。
今回は急ぎのプロジェクトであったことや、新築マンションのリフォームとのことで、スタート時点ではどこまでご提案して良いのかわからない部分もあったので、通常の中間検査項目である、仕上げの仕上がり具合の確認と、施工が難しい箇所の代替案のご了承だけでなく、幾つか要素を追加すれば、空間の質が良くなりそうに考えられる追加工事項目のご提案をさせていただきました。
こちらの長い廊下は、突当りに鏡を張ることになっています。枠の形状や色、どのような鏡を張るかも、再度現場にて確認させて頂きました。
テレビを収納するマントルピース型ニッチや、特注建具が入る玄関ホールからケーシング枠はとてもきれいに仕上がったのですが、天井だけがどうもモダンでスッキリし過ぎているように思われたので、追加提案として折り上げ部分へのモールディングの追加と、中央の照明にメダリオンンを追加することをお話しいたしました。事前にライフデザイン社と概算費用についても相談していたいので、その費用も勘案したうえで、お施主さまからゴーサインを頂きました。
こちらは造作家具を取り付ける前のキッチンの下地です。使い勝手を考えた上で、どの位置にコンセントを設置しておくべきか、最終確認をして頂きました。今回はお施主様にもここまでの出来を喜んでいただき、更に増額になってしまう追加提案についても、概ねご了承を得ることができました。どうもありがとうございます!