先日、扉制作の現場を金物工場に見学に行った、特注スチールフレーム扉の吊り込みが横浜A邸で行われました。
玄関ホールとリビングの間仕切り扉ですが、灰色に塗装して貰ったスチールフレームの中に、ウォールナット板目の突板を腰上は縦に、腰下は横に向きを変えて張って貰った、観音開きの扉です。左右には、ガラスを入れたスチールフレームが袖壁となります。
まず最初に、左右のフレームを固定して…
メインの吊り込みへと移行します。作業は、横浜伊勢山Y邸でもお世話になった、関根社長が陣頭指揮に立って作業してくれています。
左右の扉の開き具合を確認している様子です。今はフロアヒンジで吊っているので、内側にも外側にも開いていますが、後で天井にストッパーを固定して、リビング側にしか開かないように調整して貰う予定です。
今回は、全く同じサイズと基本は同じデザインで、違う突板(灰色に染色したオーク材)を張った後2枚の扉もお願いしております。
こちらは、ダイニングからキッチンへの扉となっています。左奥にウォールナットの扉がチラリと見えていますが、突板の種類を変えただけで、全く印象が変わってくるのが不思議です。
こちらが完成後のスチール扉が4枚並んだインテリアです。シックで落ち着いたイメージの扉2枚が玄関ホールへと繋がり、灰色の比較的明るい扉が、ダイニングへと繋がる扉となっています。
その他の工事も着々と進んでおります。オーダー家具屋さんにお願いした大型キッチンが組み上がり、壁タイルも張られ、柱型にもキッチンと揃ったチークの突板が貼られて、大きなダイニングキッチン空間がほぼ完成していました。
玄関ホールは、壁にチークのフローリングを羽目板として張って貰い、玄関扉と小物置き場はスチール焼き付け塗装の板を小口に廻して、シャープに見せるデザインとしています。
個室もクローゼットと納戸の再レイアウトすることで、かつては実質5畳程度しかなかった洋室を7畳ほどに広げることができました。クローゼット扉と合せて、壁にも同じ突板パネルを張ることで、空間の一体感が演出できていました。