建築工事の素材選びはある程度メドが見えてきましたが、奥さまの書斎とお嬢さまの寝室のカーテンやレース等のファブリック、ラグやベッドリネン探しが本格化して参りました。
といっても、奥さまたち女性陣が考えていらっしゃるのは、僕らがこれまでお手伝いしてきたような世界観とは大きく違って、もっとロマンチックな雰囲気に、黒などを使ってギュッと引き締めるようなイメージだと伺っていたので、インテリアコーディネーターの資格も持っているスタッフの間瀬さん中心にお手伝いしております。
黒に紫、光沢のあるシルバーやシャギーな素材等、どれをどう組み合わせると、素敵に見えるのか、素材の海の中で溺れそうになりながら、必死についていっております…。
奥さまも素材だけではどうしあがるのかが見えないとのことで、奥さまと間瀬さんで一緒にナショナル・インテリアのショールームに行ってもらいました。
こちらの蝶々柄のレースは、お嬢さまが気に入ってくれそうだとサンプルをお願いしたそうです。
こちらは別日に訪問した、マナ・トレーディングで見かけたベッドスプレッドの候補だそうです。
こちらの黒のシャギーなラグもマッチしそうだとのことでした…。
マナが扱っているイギリス製のファブリックのZINC社のものは、これまで幾度か採用させて貰ったことがあるので安心感があります。
ミノッティで選んだソファのレザーの張地が、比較的シックで落ち着いたイメージだったので、ZINCなどのファブリックでクッションを作ってはどうかという話にもなったようです。
ご主人さまのベッドはイタリアのフルー社のものですが、マットレスは使い慣れたものが良いとのことや、奥さまやお子さまたちのベッドは色々と見比べたいとのことで、大塚家具のショールームに行って頂きました。こちらのベッドのヘッドボードが良さそうだとのことで、写真を撮ってきてもらったものです。
ファブリック類以外でも、まだ細かい素材の決定が残っていたので、ご主人さまにも同席して頂いたお打合せで、順次決めさせて頂きました。
こちらは、息子さんのクローゼットやランドリーコーナーの間仕切り扉で使うライキ(コンフォート社)のアルミフレームとガラスの色を決めて貰った様子です。
時に素材の海の中で溺れそうになりながら、何とか奥さまやお嬢さまにも気に入って頂けそうな空間に仕上げてゆくことができそうです…。