神戸M邸リノベーション工事の仕上げチェックに行って参りました。来週お引渡しになる予定なのですが、お施主様のご都合で、施主検査と引き渡しが同日になってしまうので、事前にできる限りこちらでチェックをしておきたいと考えて、このようなスケジュールになっています。
生まれかわったダイニングスペースです。窓際の枠と壁をチークで縁取ったことで、マンションらしい安っぽさ(?)を感じさせない空間にすることができました。まだ、吊り込まれていない建具が置かれているので、全容が判りませんが、きれいで快適な空間になっています。
ダイニングの奥から回り込んだ箇所にあるキッチンから洗面に繋がる空間です。最後に色決めをした、ポーターズペイントの緑色の壁も、手塗りの味がうまくでた味のある仕上げになりました。奥にピンクが見えているのは、子供部屋です。
キッチンと洗面の継ぎ目部分のようです。同じ人工大理石が高さを変えながら繋がっています。段差の部分の上部にはガラスが差し込まれる予定ですが、そのガラスを挟んで木製の棚板が繋がっているのも、一つの見どころになる予定です。左上の収納には、鏡付きの扉がついて、メディスンキャビネットになります。
洗面台には洗面ボールとと大洋金物の水栓器具がきれいに取り付いています。
同じ洗面とキッチンが繋がった空間を子供部屋側から見返した様子です。洗面の背部の塗装壁には、洗濯機とリネン収納が組み込まれています。その奥に見える開口は、浴室とトイレへの入り口です。
コンパクトながらスタイリッシュなトイレになってきました。左側の壁には鏡が張られ、正面奥の収納と一体になったように見える予定です。
ピンクのテーマカラーで纏められた子供部屋です。可愛らしいフクロウ柄の壁紙と、LEDのピンポン玉型照明が上手くマッチしています。
水周りのボックス上に作られたロフト空間に、スタッフの竹田さんが登ってチェックしている様子です。55センチの高さがあるのですが、大人では四つん這いになることができません。小さな手すりとカラフルな梯子が上手くマッチしてくれています。
これから吊り込みを待っている建具です。左は玄関ホール、中央はトイレの建具です。それぞれに特注でお願いしている鋼製の金物が取り付くので、このようなちょっと変わったディテールになっています。
あとちょっとでの完成ですが、とても気持ちが良い空間になってきたことが強く実感できました。