現在、設計プロセス進行中の白金台の高級マンションリノベーション現場に、既存洗濯乾燥機(ミーレ)の修繕立会いで伺ってきました。修繕に先立って、機器の調子を調べるのですが、その調査方法にまずはビックリしました。
ナント、正面の操作パネルに、吸盤で読取装置を吸着させ、そこから過去の故障データをコンピューターで読み取るのです。そのデータを見ながら、機械を引き出して分解し、修繕・クリーニングを行うのです。
闇雲に、機器を分解して点検してゆくのとは違って、分解前に、どこをメンテナンスすればよいのか、どこの部品が壊れているのかを判った上で、作業をするので、とても効率的なのです。さすが、ミーレ!
以前のマンションの持ち主が、ペットを飼ってらしたので、その毛がファンの中に沢山溜まって、詰まった状態になっていたそうです。風を送るファンの故障履歴があったそうで、分解したファンを覗かせてもらいました。
ペットの毛や、衣服の糸くずが混ざって、不織布のように、カピカピこびり付いている様子を見て、故障の理由も良く判りました。中々立ち会うこともない、珍しい体験でしたので、ニュースとしてアップ致しました。
本日は、同時に既存の設備の位置関係や、既存窓・建具の枠周りの詳細を調査して参りました。