大田区の店舗兼用三世帯住宅のコンペがあり、そのプレゼンテーションを本日行なって参りました。東京ガスがプロデュースしている新宿「オゾン・リビングデザインセンター」が運営する「家づくりサポートシステム」が今回のコンペの主宰者です。先日、上記の住宅のお施主様よりコンペで提案する3人のうちの一人に選んでいただき、本日がその提案内容を発表するプレゼンテーションでした。
このシステムのユニークな所は、3人の設計者が同じ会場で、他の人のプレゼンを聞きながら自分の発表も行なうというところで、今回も実力十分な先輩格の設計者2人に混じってのプレゼンでした。結果はお施主様が決めるものですが、他の方の提案もどれもオリジナリティーに溢れ、同じ要求から設計を始めても、こんなにも違う提案が出てくるのかと、毎回ながら驚かされました。こういったコンペでは、採用されなかった場合、折角作った模型や書いたパースが、一度のプレゼンだけで後は闇に葬り去られててしまうので、今回はこのHPを使ってご紹介しました。
イメージは模型の外観写真と道路からの外観パースです。僕等がコンペに提出した案の一番のポイントは、二世帯住宅プラス店舗を三世帯住宅プラス店舗と再解釈したことです。子供世帯と親世帯に加えて、実際には母親の妹さんが一緒に暮らすことを重視し、妹さんのプライバシーを重視することで、実質三世帯住宅になるという考え方です。
今月末にはコンペの結果が出るのが楽しみです。