Author Archives: Kenji Kagami

設計業界では亜流であったリフォーム・リノベーションに、十数年前から真剣に取り組んできた設計事務所、カガミ建築計画の各務謙司(カガミケンジ)です。 学生時に初めて設計したプロジェクトがリフォーム、ニューヨークでの建築修行時も高級マンションリフォームに特化した設計事務所勤務、帰国してからもリフォームの仕事が圧倒的に多く、リノベーションに特化したカガミ・デザインリフォームのブランドを立ち上げ、上質リフォームの普及に尽力してきました。

雑誌「I’m home」に元麻布I邸が掲載されました

[元麻布I邸]

2年前の夏に竣工お引渡しをした元麻布I邸が、高級インテリア雑誌「I’m home」に掲載されました。

高級マンションリノベーション&インテリア

巻頭の「Values of Renovation ー空間のグレードを高めるリノベーションー」という特集に取り上げて貰いました。

7月14日(土)発売の、このような夏らしく涼しい表紙です。

「色と素材を楽しむインテリア」という副題に沿って、素材と色味の展開についての丁寧な説明ときれいな写真が展開されています。

お客さまもとても気に入ってくださっており、僕らも愛着のあるアムスタイルにお願いしたキッチンについては、パントリーやワイン&コーヒーコーナー等の使い勝手まで踏み込んで解説してくれています。壁に使った大理石調の輸入タイルのフィアンドレについては、編集長の角田さんが気に入ってくれたようで、他のページでの商品紹介をしてくれています。

廊下の大容量の本棚収納や、ご主人さまのカメラコレクションを楽しみコンパクト書斎や、奥さまこだわりのエレガントデザインの洗面カウンターのこと、

お客さまがお引渡し後に僕らとは別に、インテリアデザイナーの荒井詩万さんにお願いして内装コーディネートしてもらったお子さまのお部屋と、新たなアートを購入して撮影に備えてくださった主寝室もきれいな写真を撮影して紹介してくれています。

 

キッチンを解体して広くなった青山N邸

[青山N邸]

リフォーム工事が着工になった青山N邸の現場に行って参りました。

青山N邸解体状況確認

リビングダイニングの左側にあったキッチンの壁が解体されたことで、随分広く感じることが確認できました。

青山N邸のキッチン解体状況

キッチンだけでなく、来客用トイレへの廊下壁と、玄関ホールからの建具もなくなっているので、物理的に広くなっているのは確かですが、この明るい解放感をリフォーム後の空間にどうやって活かすかがデザインの見せ場となります。

青山N邸解体_キッチンの折り下げ天井裏の設備確認

ダイニング側からキッチン側を見返した写真です。キッチンだけ下がっていた天井を、他の下がり天井とフラットにできるかどうかは、天井を解体して設備の配管をチェックしてからと考えておりました。

青山N邸解体_キッチンの折り下げ天井裏の設備確認

レンジフードの排気ダクトとエアコンの冷媒管、スプリンクラーの管が交差している箇所が幾つかあり、天井の高さを上げることは難しいことが判りました。

青山N邸のオープンキッチンのイメージスケッチ

ここまでは、このスケッチのようなデザインのキッチンを考えておりましたが、天井の高さに変更が生じそうなので、もう少し練り直す必要が生じました。

青山N邸のSIC扉撤去

玄関ホールの横にある靴用のクローゼット(シューズイン・クローゼット)の扉も枠ごときれいに取り外されていました。

青山N邸の来客用トイレの床下設備位置移設

こちらは来客用トイレの床です。便器の排水管位置は既に直されていました。以前のトイレに比べて、随分広くなりそうです。

青山N邸解体状況 床材の取り合い確認

こちらは玄関ホールから続く廊下の床とリビングダイニングの床の見切り部分を真上から撮影した写真です。玄関と廊下のタイルと、新しくフローリングを床にはるLDとの見切り線をどこに設けるかを現場で打ち合わせさせて貰いました。

青山N邸リビングの解体状況

ダイニング側から見たリビングコーナーです。右側の壁は、玄関ホールから廊下を経て、このリビングまで白系のタイルが続くことになります。

青山N邸解体状況_天井の下地位置

リビングの下がり天井には二つの天井カセット式エアコンが吊られていますが、その間のスプリンクラーなどの隙間を狙ってダウンライトを設置する予定です。どこに天井下地が入っているかを現場監督に事前にチェックしてもらい、その場にマーカーで印をしておいて貰った様子です。この位置を参考にダウンライト位置を検討してゆきます。

水漏れトラブルの点検@サ高住S邸

[高級高齢者向けサービスアパートメントS邸]

約4年前にリフォーム工事のお引渡ししていた中央区にあるサービス付き高齢者向けアパートメント(サ高住)S邸ですが、上階から水漏れがあったとのご連絡を頂いたので、そのチェックで久しぶりに伺って参りました。

中央区S邸の水漏れ点検

ご夫妻共に90歳近くとご高齢にも関わらず、クリーニングなどのサービス付き住宅であることもあって、とてもきれいに暮らしていらっしゃいました。
水漏れは、ちょうどこの写真の正面で、キッチン側の天井が下がっている部分からあったそうです。

中央区S邸の水漏れ点検天井確認

左側の出っ張った呼び出し確認灯のところから、急に水がポタポタ垂れてきたそうですが、ちょうど在宅中だったので、急いで下にバケツを置いて水を受けると共に、管理事務所に電話をしてくださったそうです。
上階では、ずっと長らく使っていなかった食洗器を久しぶりに使ったとのことで、水漏れが発生したようですが、早い発見と対処のお蔭で、被害は最小限にとどめることができたようです。当日も管理事務所の建築担当のスタッフの方が、上階の食洗器の元栓を閉めると共に、こちらの天井裏を除いて溜水がないことを確認してくれたようですが、ご報告を受けていたので確認に行って参りました。

中央区S邸の水漏れ点検@天井裏

点検口から天井裏を覗いた様子です。右側の壁と梁が接する箇所あたりに、薄っすらと水漏れの跡が確認できました。

中央区S邸の水漏れ点検@天井裏

その他の箇所には水漏れがないことを確認致しました。キッチン吊戸棚収納の内部も確認して、他の箇所からの水漏れがないことも一通り見ております。

水漏れがあった個所の天井の石膏ボード、そしてビニールクロス周辺は天井裏からも下からもしっかり乾いており、シミが生じていないことも確認できました。建物側からは保険の範疇で、クロスの貼り換えをしたいとのご相談がありましたが、他の箇所ともクロスが繋がっているので、色味がその個所だけ変わってしまうのは避けたいことや、工事になると人の出入りがあって落ち着かないので、お客さまとご相談の上、クロスの張り替えも不要との判断に至りました。

中央区S邸の壁のアート位置確認

Sさまご夫妻は、ちょうどダイニングの壁に絵を飾りたいと考えていらしたようで、折角来たのだから、絵のレイアウトも相談したいとのことで、どのように飾ったら良さそうかも検討することになりました。

何はともあれ、大事にならずに良かったです…。