工事が進行中の港区R邸ですが、夜間で工事が終わっている現場にお客さまご夫妻と一緒に伺って参りました。
工事が進んでいる時間帯だと、職人も行き交って慌ただしいくじっくり現場状況をご説明できなかったこともありますが、何よりの暗くなってからの訪問は、照明についてのご相談のことがあったからです。
大きな面積があるR邸のバルコニーの植栽にアップライト照明を当てたいとのご希望をご夫妻から伺っており、植栽への光の当たり方や光量、色味などを確認して頂くことが第一の目的でした。
リフォームキューの坂本さんと弊社スタッフの前田君で、どこにどのように照明器具を固定することで、どのように植栽が照らされるかを実験してもらいました。
また、こちらの写真では前田君と間瀬さんがライトセーバーごっこをしているようにしか見えませんが…、
TVボード裏の木製ルーバーの間接照明の実験を致しました。
色味も光量分布も違う2種類のLED照明器具の位置を変えながら、光の伸び方を確認させて頂きました。
こちらはそのTVボードを設置する下地壁の状況です。大理石張りのフレームを三方に回すのですが、その木製下地が作られていました。それなりの重量がかかる場所なので、壁裏の鉄骨下地からアングル金物で補強されている様子が分かります。
玄関ホール横の来客用トイレの壁下地ですが、音漏れがしにくいように、壁にベッタリと断熱材をはめ込んで貰っています。
奥さまの書斎部屋の天井は、色々な変遷がありましたが間接照明付きの二重天井となったので、その下地が作られています。最上階住戸(ペントハウス)なので、天井上の躯体にはきちんと断熱材が吹き付けられていましたが、天井裏にもグラスウールを敷き込んで貰っています。
こういった地味な作業は、出来上がってしまうと全く見えなくなってしまう箇所ですが、そういったところまで丁寧に施工している状況をご説明できたのは、とても有意義な現場視察となりました。また、いつ来ても現場がきれいに清掃されていることも、奥さまが褒めてくださいました。
現場視察の後には、弊社に戻って、主寝室のリネンなどの打ち合わせをさせて頂きました。
イタリアのフルー(Flou)社のベッドを選んで頂いているので、リネン類のフルーのセットからこちらで幾つかの候補セットを選んでサンプル生地を借りたうえでお客さまに見て頂きました。
夏用や冬用、更には洗濯時のことまで考えて、3種類のリネンセットを選んで頂きました。