先週サウナが入った南平台のマンションリフォームN邸では、細かい大工さんの造作ディテール作業に入ってきました。
リビングダイニング全体の様子です。間仕切り壁や天井の下地は完成しているので、細かい取り合いを収めて貰ってからボード張りの作業へと進むことになります。
ダイニング部分の天井です。天井にカラーガラスを張って、そのすき間にトラック照明を仕込んだボックスを埋め込んだデザインとしています。3本走っている木製の箱が、照明用のボックスです。
先の工事の2日後には、ご覧のようにボックスの間に下地用のベニヤ板が張られていました。
ダイニング奥の壁には白い大理石を張るのですが、その壁と天井との取り合いディテールです。黒いライン上に見えるのが、見切りも兼ねて入れたピクチャーレールです。照明ボックスも壁際には配管類があったので、一部を写真のようにおり下げています。
キッチンとの壁際の天井照明ボックスは、デザイン的な意図もあって、薄型にしています。こちらの壁には突板を張るのですが、枠周りをどう収めるのか、天井との絡みをどうするのかが悩ましい所です。
廊下との境に入った特注のスチールサッシの上枠との取り合い箇所です。濃灰に塗装したスチール枠に黒いカラーガラスが取り付いたときにどのように見えるか、今からとても楽しみです。
寝室やプライベート廊下部分に張るヴェンゲ(ベンゲ・またはウェンジ)の複合フローリングが届いていました。黒くてカッコ良いフローリングを探して、IOC社のウェンジ20クリアオイルを使うことになりました。
主寝室は床暖房からやり直して、その上にヴェンゲのフローリングを張り始めていました。
この謎の箱は、リビングダイニングの照明スイッチ、床暖房コントローラー、インタフォーンを纏めたコントロールパネルです。
このように壁に穴をあけて、レイアウトプランに沿って事前にスイッチ類を配置しておいて、最後に上記のパネルを被せます。