年末のバタバタでニュースが古くなってしまいましたが、昨年12月初頭にはオリエンタル産業改めNengo(ネンゴ)社 がトータルプロデュースしてくれている世田谷N邸の解体現場に伺って、状況を確認して参りました。>
完全なスケルトンリノベーションとは違い、既存でも活用できる個所は残し、現場の歪みや傾きを調整しながらの工事となるので、却って現場側には面倒な工事となりますが、その分費用は安く上がり、廃棄物も少なく済む計算となっています。
こちらはかつてのキッチンです。解体までは壁のボードは残す予定でしたが、既存キャビネットの裏を見たところ結露の可能性があったので、急遽ボードまで撤去することなった個所です。
浴室のユニットバスを撤去した様子です。こちらはほぼ図面通りで、大きな問題はなさそうです。
玄関の靴箱を撤去した後に嵩上げモルタルが敷かれていた ことが、一番大きな問題でした。こちらの設計では、靴箱の下は玄関タタキを伸ばして、子ども靴やブーツなどを突っ込んでおいておける場所にする予定だったのが狂ってしまったので、この部分についてはデザインをやり直してお施主様の承認を得る必要があります。
他にも躯体壁と乾式工法の壁の厚みを揃える為にやはりモルタルが塗られていたりと、当初の想定とは違う個所がありましたが、現場と相談しながら上手く調整で きることになりそうです。