白金台のリノベーションプロジェクトは、大工工事と同時に、電気工事も進行中です。新築工事でも、リフォーム工事でも、一番長い時間現場に関わる職方は、大工ではなく、電気屋だと言われています。
今回のリノベーション工事でも、まず解体前に電気の接続を切るところから始まり、照明やコンセントの配線振り回しと、一番頻繁に現場に顔を出してくれています。そして恐らく最後の照明取り付けや、各種設備の接続と、最後まで電気工事は続くことになりますので、やはり一番長時間現場に関わって貰うのは、電気屋さんになりそうです。
現在進行中の電気工事は、照明用の配線やり直し工事です。写真の通り、既存の照明器具を取り外した天井の穴から、配線を取り出し、新たに照明を設置する箇所へ”延長”したり、スイッチの位置との関係で結びなおしたりといった、複雑なパズルを結ぶような作業となっています。
既存の配線を全て撤去して、新たに配線をやり直した方が、作業的には楽なのでしょうが、使えるものはなるべく使い、なるべく廃材を少なくするという設計方針なので、面倒な作業をお願いすることになりました。
現場に珍しい物が置いてあったので、写真に撮らせて貰いました。カラフルな収納ボックスの中に入っていたのは、各種接続用のジャックでした。