Author Archives: Kenji Kagami
2012.06.28
雑誌:都心に住む(リクルート社)取材&撮影@南麻布MT邸
[麻布MT邸]
これまでも幾度か雑誌にて紹介して貰った南麻布MT邸ですが、またリクルート社の雑誌「都心に住む」で取材・撮影させて欲しいとの依頼があって、お施主様にお願いして伺って参りました。
来月発売予定の特集で公園の近くに住むことのメリットを聞きたいとのことで、窓からすぐ横に見える有栖川公園の緑をバックに、奥さまとお子様ご一緒の写真を撮影させて頂きました。
こちらが撮影前に行われた取材の風景です。リクルート社とのお付き合いも相当長くなってきたので、今回来てくださった鈴木さんとライターの森さんは以前白金台S邸の取材でもお世話になっている方で(森さんには、先回のこの南麻布MT邸の取材でもお世話になっています)、すっかり顔なじみで最初から取材撮影の割にはリラックスムードでした。
いつも同じアングルばかりで写真を撮っていたので、たまには違ったアングルをと思って、アイランドキッチン越しに窓先の公園の緑を撮ってみました。お料理をしながらも、この素晴らしい景色を楽しめるのは本当に素晴らしいことだと、改めて感心致しました。
相変わらずの素敵なお宅で、お仕事というよりすっかりのんびりムードで、エネルギーチャージさせて頂きました。MTさま、お忙しい中どうもありがとうございました!
2012.06.26
マーフィーフローリングの張り始め@杉並区S邸リノベーション
[杉並区S邸]
以前から打合せを重ねてきたMAFI(マーフィー)フローリングが現場に届き、床に張られ始めました。下の写真で、部屋中央に積まれている灰色の箱がフローリング材の梱包です。
ユーロデザインハウス経由で、施主支給でお願いしている材料なので、支給する日程や巾240ミリ、長さが2400ミリもある超大型フローリングなので、その搬入経路などに頭を悩ませましたが、支給側と現場(監督の八木さん、お疲れ様でした!)の協力で無事搬入されました。
今回選んだのは、カントリーオーク(Oak Country)というナラ材をベースにしたフローリングで、ひび割れ、節穴、及び大きな節の個所を黒いパテで埋め、更に仕上がりもちょっとザラッとした(ブラッシング加工)独特の風合いを持つ材料です。
フローリングの性質上、コンクロートの壁と接するところには、3ミリ程度のスキマを開けて、黒いゴムを差し込んで、伸縮に対応するようにしています。写真で孔があいている個所は、後日スピーカーの線を取り出すための細工です。
早速張られ始めた様子を見てきましたが、むき出しになったコンクリート壁にも全く負けない強いキャラクター(特徴)を持った仕上がり具合に大いに感動してきました。
本日は造作家具の打合せもありました。こちらで一通り書いた図面を、左側の家具屋さんが実際に作れるように製作図を起こし、それを現場で寸法を大工工事との納まりを考えながら、詰めてゆく作業です。造作家具のデザインが好きなので、どうしても複雑な物を考えがちなのですが、現実を見据えながら、シンプルで使い勝手が良い形に、少しずつ形を変えてゆきました。左が家具屋の大沼さんで、右が青の片岡社長です。
こちらはこれまであまりお見せしていなかった玄関ホールです。正面のLGSで組まれているのが大きな納戸収納です。中に現場用の作業机が置かれている様子は、小さな檻のようでちょっと可哀そうでした。
2012.06.25
ウェブマガジン・家の時間にて「建築家リフォーム」連載中
[ニュース]
2009年12月から連載を始めた、ウェブマガジン・家の時間での「建築家リフォーム」も、早いものでもうすぐ30回になろうとしています。昨年の震災の直後はしばらく休ませて貰いましたが、良くここまで続けられたと我ながら感心しております。
玄関リフォームの機能とデザインでは、複合的な機能を要求される玄関に絞って、リフォームでどのようにデザインと機能を合致させてきたかについて書いています。
ウォークイン・クローゼットの作り方では言葉では良く聞くWICの本来的な意味や便利に使えるレイアウトなどを紹介しています。
調理の巾が広がるキッチンパントリーでは、単なるキッチン収納ではない、ワクワクして料理の準備・下ごしらえが楽しくなるパントリーのあり方について説明しています。
生活のシーンを豊かにする照明リフォームでは、コストパーフォーマンスに優れたリフォームの1種類として、照明リフォームの効用について書いてみました。LED照明の使い方や、一室多灯型の照明配置についても説明してみました。
床仕上げより重要?天井リフォームのデザインはちょっと刺激的なタイトルですが、忘れがちな天井のデザインについて考えてみました。
重要なことは判っていても、ついつい設計者でも常識的に考えてしまう、トイレ空間について書いたのが快適なトイレ空間へのリフォームです。扉の位置や開き勝手を工夫するだけで、音や臭いを気にせずに使いやすいレイアウトに変えることも可能だと思っています。
マンションにおける廊下の意味と効用についてこちらでは、ついあまり主だった機能が見えてこないので、リフォームで部屋に取り込んでしまいがちな廊下空間をトピックに、リフォームでどのように活かすことができるかを事例を挙げながら説明しています。
マンションリフォームとインテリアデザインは、ここ数年事務所内でも、大きな問題として考えている、リフォームとインテリアデザインついて考えてみました。リフォーム提案にはインテリアのグレードや雰囲気が重要になりますが、本来はちょっと違った分野の仕事を、どのようにお施主さまに説明し、提案してゆくかについて考えています。
ちょっとずつではありますが、それなりの期間を掛けながら連載してきた記事ですので、お時間があるときに、どうぞご覧ください。
















