昨日設計&施主検査を行った杉並区のマンションリノベーションS邸は本日が竣工お引渡しでした。お引渡しの前に、ほぼ設備関連の職種の人たちによる取扱い説明がありました。
まずは簡単な弱電関係の取説でした。インターフォンの使い方の説明です。
次は、大掛かりな空調関連の取り扱い説明です。全館空調システムを採用していたマンションだったので、既存の設備をどこまで使って、何を更新するか、工事着工ギリギリまで悩んだ末、室内空調設備全てを刷新することにした経緯があり、空調関連だけで300万円以上の費用を掛けています。天井チャンバー方式としているので、フィルターの清掃が必要で、その説明をして貰っています。
こちらは給排水衛生設備のトリセツです。玄関脇に新たに設けたヘッダーの位置と扱い方を説明中です。
電気関連の説明です。写真の大きなペンダントライトは施主支給品ですが、取付けは電気屋さんにお願いしているので、清掃の仕方やアクリルが割れてしまった際の交換方法を説明して貰いました。ダウンライト類の交換方法もお願いしました。
オーダーキッチンの取り扱い説明はデコピックの相場さんです。
一通り取扱い説明が終わった所で、建築のトリセツもお渡しし、お引き渡しの手続きを致しました。その後、お施主様ご夫妻は明日に控える引っ越しの準備でお帰りになったので、また補修の合間を縫って、昨日に続き写真撮影を続行させて頂きました。
ダイニングからキッチン越にリビング方向を眺めたアングルです。併せて40畳以上の広さがある空間なので、家具が入っていないと広すぎて、ちょっと落ち着かないくらいです。
こちらがお施主様がこだわり抜いて、施主支給で納品して頂いたマーフィーのフローリングの詳細です。
夕方には、お施主様がご依頼したナニックの木製ブラインドの取付け工事が始まりました。
1時間ほどできちっとブラインドが取り付きました。木製ブラインドが設置されたことで、スッキリしていた(ある意味殺風景だった?)空間に陰影が生まれ、しっとりと落ち着いた空間になりました。まだ、本日までに直すことができなかった、ダメ工事が残っておりますが、施工関係者の皆様、ここまでのご尽力どうもありがとうございました。そしてずっと待って頂いたSさま一家の皆様、マンションリノベーションの竣工、おめでとうございます!