LGSの下地が立って、石膏ボードが張られている最中の広尾のビンテージマンションNプロジェクトの現場で、電気屋さんと配線経路やスイッチ・コンセント位置の細かい打ち合わせをいたしました。
天井高さを確保するために、梁下もギリギリの寸法で組んでもらっているので、どのルートを通して配線するかをスタッフの竹田さんと電気屋さんで詰めてくれました。
梁上に元から空いていた小さなスリーブ(穴)に電線を通してもらった様子です。元はほとんどすべてが躯体に打ち込まれた配線だったものを、今回のリフォームで全面的にやり替えるので、綿密な打ち合わせと調整が必要になるのです。
非常に見えにくいですが、LGSで組んだ軸組の間を電気の配線が通っています。スイッチやコンセントは下地のLGSとぶつからない位置で決めてゆきました。
LGSが密に立っている個所は仕方がないので、写真のようにLGSを切り欠いてスイッチを入れて貰いました。
その合間に、オーダーキッチンをお願いしているクッチーナの担当の米重さんが床に出された墨を実測調査に来てくれました。現場の伊藤さんと竹田さんと細かい個所の収まりを打ち合わせしてもらいました。
洗面台2台もクッチーナでお願いしているので、米重さんが慎重に実測してくれました。
こちらはオーダーユニットバスの到着を待っている浴室スペースです。
浴室への床のガター(谷間)は配管されたうえでフタをされていました。
今後、「香港から直輸入のオーダー建具」が到着する予定なので、その搬入や取り付け方法、塗装のやり方などの打ち合わせを、伊藤さんや大工さんたちとさせて貰いました。
その間にも、着実に工事が進んでいます。写真は北側の居室の窓枠を大工の服部さんたちが取り付けている様子です。