Author Archives: Kenji Kagami

設計業界では亜流であったリフォーム・リノベーションに、十数年前から真剣に取り組んできた設計事務所、カガミ建築計画の各務謙司(カガミケンジ)です。 学生時に初めて設計したプロジェクトがリフォーム、ニューヨークでの建築修行時も高級マンションリフォームに特化した設計事務所勤務、帰国してからもリフォームの仕事が圧倒的に多く、リノベーションに特化したカガミ・デザインリフォームのブランドを立ち上げ、上質リフォームの普及に尽力してきました。

白系大理石探しの旅3_軽量ハニカム複合石材の工場見学

[ザ・ライブラリー]

ザ・ライブラリーのプロジェクト、横浜H邸の大理石探しブログの続編です。
更新が遅くなってしまいましたが、先回のブログの通り、お目当ての白系大理石が見つかり、今回の中国福建省への大理石ツアーの第一の目的が叶いました!

中国で大理石を案内してくれた曽さんにお願いして、大理石のスラブ材を薄突きにしてアルミハニカム下地に貼る工場を見せて貰いました。

アルミハニカム複合大理石(別名、ハニカムストーン、薄板大理石複合パネル)はこのような製品となります。普通の大理石スラブは厚みが20~30(日本の標準)、15~20(中国の標準)とされています。
それに対して、アルミハニカム複合大理石は石材の厚みが3~5ミリで、その薄さを補強する形でアルミハニカムが背面から貼られた加工品となります。
一般のスラブ材と比較してのメリットは、
・重量が軽い(同じサイズのスラブ材と比べると、1/3から1/5程度)
・曲げ強度、耐衝撃性が高い
・軽いため、接着での施工が可能で施工性が高い
・寸法安定性が高く、たわみや反りが少ない
デメリットは、
・コストが高い(加工する手間が掛かっているので普通のスラブ材の倍以上の価格になる)
・厚みが薄いため、エッジ加工や曲面加工が難しい
といったことが特徴となります。

「薄く加工した石材にアルミハニカムに貼りつけたもの」と先ほど書きましたが、工場を見てそれが全く嘘だったことが判りました。

大理石のスラブの両面にアルミハニカムを密着させてから、スラブ大理石のちょうど中央からカットするという加工方法で、一度にブックマッチになった加工板を作るというのが正しい表現でした。使われている切断用の機械は、マルチワイヤー切断機と言われるもので、それほど特殊なものではありませんでした。

この工場の別の場所では、このように、巨大な石と井桁に組まれた鉄のフレームで、両面からアルミハニカムパネルを接着した石材のベースとなるものを作っていました。石材の硬度と同程度の強度のある、高強度接着剤を使っているとのことでした。
こうやって見ると、かなり素朴な技術で、接着固定するのにもかなりの時間が掛かりそうですね。

こちらはかなり大判のコスミックブラックという黒系の御影石の石材のアルミハニカム材でした。御影石は大理石より硬度が高く、カットする時間も倍以上掛かりますから、この製品にすると価格はかなり上がってくると思われます。
以下続きは、ザ・ライブラリーブログ記事をご覧ください。

建築家のためのキッチンとは?_クチーナ新ショールームプロジェクト

[ニュース]

以前より良く使わせてもらっているキッチンブランドのクチーナから、代官山ショールームの5階でこれまで社長室とオフィスとして使っていた場所が空くことになったので、建築家が好むデザインのキッチンを一緒に考えて、その実例を展示するショールームを提案して貰えないかとのワクワクするお話を頂きました!

クチーナの陣内社長、商品企画部開発室の鈴木さんと、目黒のカッテランシ・イタリアショールームでそのお声掛けを頂いた際の写真です。実は陣内社長とはコロナ以前からお付き合いがあり、代官山のクチーナショールームをどう活かすべきかを勝手にアドバイスさせて頂いたことがありました。その時のことを覚えてくれていたそうで、今回お声掛け下さったとのことでした。カガミ建築計画は、通常はB to C(Business to Consumer、会社が一般消費者に設計サービスを提供するビジネスモデル)が基本であり、B to B(Business to Business、会社が別の企業に対して設計サービスを提供するビジネスモデル)はお断りしているのですが、永らくお付き合いがあるクチーナの陣内社長からの直々のご相談なので、前向きに検討することになりました。そして、初めてお話を伺った瞬間、建築家向けのセミオーダースタイルのキッチンであるなら、

・建築空間の中に隠れるキッチンになるだろう
・扉の面材は壁や建具にも使える材料にすべきだろう
・それをショールームとして実現するなら、CGを使って着せ替え式にしてみせるべきだろう

と考えて、カガミ建築計画とザ・ライブラリーのダブルネームで設計させて貰えないかと提案いたしました。ザ・ライブラリーのパートナーのTAGKEN田口さんは、カフェ・ベローチェやカフェ・ド・クリエ、珈琲館などのデザインコンサルのお仕事もしており、当然ながらCGの技術も素晴らしいので、ザ・ライブラリーを絡めるべきだと思った次第です。

田口さんに相談したところ、是非ザ・ライブラリーも一緒にやりましょうとのことになって、鈴木さんにお願いして現地の調査に入らせてもらいました。こちらのボールト天井(円形天井)の空間がかつての社長室とのことでした。ちょっと入り組んだニッチの空間や窓枠の位置まで、田口さんと弊社担当の竹田さんで実測をして貰っています。

自社ビルとして建てた建物だったので、竣工当時の青焼き図面集があるとのこと、当該箇所の断面図が見つかりました。円形の形はレーザー測量器では正確に測ることができないので、このような図面があったことでとても助かりました。
ボールト状の天井の奥に梁型があるようですが、うまくその梁型を良ければ、空間の奥行きを深めることができそうです。

隣の事務室は、まだお引っ越し準備中でスタッフの方がお仕事をしていたので、大枠での部屋の寸法を取るだけとしました。

4階には3つの部屋があり、一番奥が打合せ室となっていました。机の手前に置いてあるのが建物竣工時の青焼き図面集です。

平面的にもちょっと凝った形の間取りでしたが、青焼き図に平面図もあったので…、

実測したこちらのデータと青焼き図面を照らし合わせれば、ほぼ正確な図面を起こすことができそうです。

実測図を作る作業と同時に、「建築家好みのキッチン」のコンセプトを田口さんと竹田さんと一緒に練り始めました。僕も田口さんも広義の意味では「建築家」ではありますが、いわゆる作品としての住宅を作る建築家(住宅作家)ではないと自認しています。
この違いを説明するのはなかなか難しいのですが、ザックリ比較すると以下の様なものだと思っています。

観点住宅作家(予備軍も含む)顧客寄り建築家
目的建築家の思想を表現施主のライフスタイルを具現化
アプローチコンセプト先行顧客との協働
デザイン性独創的・実験的洗練・ラグジュアリー
生活利便性空間性優先で二の次になることも実用性と快適性を重視
掲載媒体建築専門誌(「住宅特集」や「住宅建築」など)インテリア誌(「モダンリビング」や「I’m home.」など)

クチーナが考えている「建築家」はおそらく、若手の建築家で、将来の大きな夢としては「住宅作家」ではありますが、それだけを追いかけていると、食うに困る状況に追い込まれる可能性もあるので(笑)、モダンリビング等の富裕層向けインテリア雑誌にも掲載されるような住宅もちょっとは設計してみたいというようなイメージでしょうか…。
実は、僕、各務も田口さんもかつては将にそのような迷える若手建築家(笑)だったので、気持ちは良く分かるのです!「住宅作家予備軍の建築家」がキッチンに対して考えることは、

・使っていない際にはキッチンに見えない、建築の中に隠れたキッチンにしたい
・大理石や派手な突板のような目立った素材は使ってほしくない(建築空間に対しての異物になってしまうので)
・「建築」に対して費用を掛けたいので、オーダーキッチンのような高級なものにお金を掛けたくない
・大工造作で作ったキッチンよりも使い勝手が良くて、製品として安心感があるキッチンにしたい(できれば、クレームが直接建築家に来ないキッチンにしたい)
・建築家が考えるオリジナルな素材で扉を作ることができればベスト!

といったところでしょうか。それらのポイントを踏まえて、「家具・壁・建築と一体となるキッチン」というコンセプトを作り、建築家が使いたい素材をキッチンパネルに組み込むことができるシステムを提案しました。

まだ正確な図面ではありませんが、壁付けキッチンとペニンシュラ型キッチンの展示を各1つずつとクチーナで作っている洗面カウンターとクローゼットシステム(あるいは書斎)とお風呂を組み合わせた間取りの初期スケッチ案がこちらです。

ボールト天井の奥行きのどこまでを使えるかが唯一の懸念事項として残っていましたが、クチーナの鈴木さんが写真に赤字で記してくださった箇所を開口して、ボールトの奥を撮影した写真を送ってくださったので、この個所についてもある程度目安を立てることができました。

ボールト部分も含めてより正確な図面ができたので、田口さんと竹田さんと何度もやり取りをしながら、展示プランをブラッシュアップさせてゆく作業が続きます。キッチンについては、壁付けの大型キッチンとアイランド付きのキッチン、そしてミニキッチンの3つを作ることは概ね決まり、残りの空間にクローゼットなのか書斎なのか、お風呂をどうするのかがが決まっていない状態まできました。

こちらの図面はボールト天井の部屋の展開図案です。キッチンの扉とビルトイン冷蔵庫の扉、パントリーの扉、壁を全てツライチとして、同じ素材、同じディテールで揃えるアイデアです。
一度途中経過を鈴木さんには見て貰って、意見を貰っていますが、最終的な判断は陣内社長にプレゼン時に確認しようとのことになり、とりあえずこのプランでできるところまでCGを立ち上げることになりました。

CGは2種類で、こちらは着せ替えのアイデアです。右上のアイコンを押すと、扉の面材(まだ全てダミーですが)が切り替わる仕組みになっています(こちらのブログでは全てを並列に並べた画像です)。

ボールト天井の一番メインのキッチンCGがこちらです。アイランドカウンターがありますが、ここには機能を持たせず扉の着せ替えサンプルを並べたり、建築家とお客さまが打合せができるカウンターとなっています。L字型のキッチン部が着せ替え可能なイメージで、壁やパントリー収納の扉もキッチンの扉面材と同じ素材、同じディテールで作れるように考えています。

ちょっとユニークなRカウンターのキッチン側から、先ほどの壁付けキッチンを見返したアングルのCGです。

キッチンを建築に隠す為に、キッチン扉は着せ替え式のようにフレームの中に、ある一定の厚み以内であれば、素材を張ることができるイメージで考えているので、色々な素材候補を並べて、

壁にも建具にも、造作家具にも使える面材として提案させて頂きました。

ザ・ライブラリーの360VRCGは、CGのビューポイントに合わせて現地に立って、タブレットPCを持ってもらうと、自分が体を回転するのに従ってVRCGも回転してくれて、まだ全くリノベーション工事をしていない段階でビフォーアフターを仮想体験することができるので、それを陣内社長に体験してもらいました。

その他のアングルのCGはこちらです。本当は個々から、更にキッチンを指定して、素材を選ぶと、扉だけが着せ替え式になるように作ってゆく予定でなのです。
陣内社長と鈴木さんからはとても面白いし、建築家向けのキッチンのコンセプトと着せ替え式のアイデア、そしてVRCGのマッチングが素晴らしいと褒めて頂きました。フレームの中に素材を落とし込むアイデアは、実現化するためにはそれなりの試作が必要になるのではとの懸念点も指摘してもらいました。

今回の計画は、クチーナの新商品開発に向けたデザインアドバイスという立ち位置からスタートし、実際の空間を舞台にした「架空の実例(まさにヴァーチャルリアリティ(VR)!)」としてCGを使いながら検討を重ねてきました。「建築に隠れるキッチン」「着せ替え式の面材システム」といったアイデアは、建築家にとっても建築的な空間を愛するお客さまにとっても新しい可能性を開くものとなりそうです。

処々の事情があって、具体的なプロジェクトとして実現するところまでは至りませんでしたが、今回のプロセスを通して得られた知見やCGでの検証は、必ずどこかで活きてくるはずです。
いつかこのアイデアが実際の空間で形となり、多くの建築家やお客さまに体験していただける日が来ることを楽しみにしています。

リンナイ青山ショールーム訪問_最新ガス機器とキッチンブランド体験記

[世田谷区A邸]

今年の7月にオープンしたガス機器ブランドのリンナイ青山ショールームを世田谷区A邸の奥さまと一緒に体験してきました。

リンナイ青山ショールーム訪問

南青山の表参道と駒沢通りの交差点近くのビル1棟を購入して、その1階と4階をショールームにしたというリンナイのブランドとしての力を見せられるようなショールームです。かつては、東京ガスのショールームが新宿にあり、リンナイやハーマンのガス機器の展示がされていましたが、それがなくなってからは新しいガス機器をお客さまに体験してもらう場所が無く困っていました。

リンナイ青山ショールーム訪問

といっても、リンナイが販売している機器全てを展示するようなスタイルではなく、高級シリーズの機器だけを扱っている、スタイリッシュなショールームとなっています。

リンナイ青山ショールーム訪問

このL字型キッチン、かなりカッコよいですが、よく見るとコンロが3つでシンクがなく、冷蔵庫もなければ、収納もない展示品となっています。

リンナイ青山ショールーム訪問

リンナイの高級ガスコンロのGシリーズには、実はIHヒーターのセットもあるので、左側のコンロはガスとIHのセットになっています。

リンナイ青山ショールーム訪問

背面の木質壁に埋め込まれているのは、リンナイの壁面埋め込み式オーブンのG201です。オーブンと電子レンジ、そしてスチームオーブン(過熱水蒸気オーブン)が一体化した電気式のビルトインタイプです。このスタイルのオーブンは長らくドイツ製のミーレの独り勝ちでしたが、電源が通常の100Vで設置できて、日本人向けに使いやすく作られたこちらのシリーズの今後の活躍が楽しみです。
因みに、ガスコンロ下に設置する通常タイプのビルトインガスオーブンも今後も継続して発売されるそうです。

リンナイ青山ショールーム訪問

その奥には全長9メートルのセラミック製のキッチンカウンターがあります。先ほどのL字型のコンロは実際に着火することはできませんが、こちらのコンロは全て実用可能で、ハイカロリーバーナーの火力は実際に見て頂くことができました。ご主人さまが中華料理を作りたいとのこと、ハイカロリーバーナーにご興味を持ってくださいました。10数年前に実家のキッチンにハイカロリーバーナーを設置して、中華炒めを作ったことがありますが、調味料の蓋を空けて入れている間に焦がしてしまい、なぜ中華料理屋さんがコンロ横にお玉で掬える形で調味料を並べているかが判ったというお話もさせて頂きました(残念ながら実家では、うちの母にはハイカロリーバーナーは使いにくく、故障したことをきっかけに通常のコンロに変えてしまいました…)。

リンナイ青山ショールーム訪問

ロングカウンターキッチンのさらに奥にはガス給湯器のコーナーがあります。ここでは、追い焚きの回路を利用して取り付けることができるマイクロバブルを見ることができます(追い焚きとマイクロバブルの機能を同時に使うことはできません)。因みに、この日はリンナイ青山推進室室長の藤田さんにご案内頂きました。

リンナイ青山ショールーム訪問

現時点で浴槽にマイクロバブルを導入する方法は大きく3つあります。

マイクロバブルの為だけに機械を入れる方法は、浴室から作り直さないといけないこと、費用的にも高くなってしまいます。シャワー水栓についてはかなり原始的な方法であまりお勧めできません。給湯機を交換するタイミングであれば、給湯器にマイクロバブルを付ける方法が一番良いと考えております。

リンナイ青山ショールーム訪問

上階の4階にはキッチン展示が4つあります。このキッチンはリンナイが主導してデザインしたキッチンだそうです。このキッチンで使われているリンナイの製品はガスコンロとガスオーブンだけだそうですが、実際のキッチンの中でどのように見えるのかを体験してもらうことが目的なので、それでよいとの考えだそうです。

リンナイ青山ショールーム訪問

その横には、3つのコンパクトなキッチンの実例展示があります。リンナイのガスコンロを使うだけの条件で、それぞれユニークなキッチンブランドに実例展示を作ってもらったそうです。
こちらは無垢材挽板でキッチンを作るAria&Aura(アリア・アンド・アウラ)さんのキッチンです。扉やカウンター材に同じウォールナット材が使われており、かなり濃厚なキッチンでした。

リンナイ青山ショールーム訪問


一番奥の大理石をふんだんに使ったこちらのキッチンは、ドイツ製のeggersmann(エッガースマン)です。創業から100年以上の歴史を持つ老舗のキッチンメーカーのキッチンです。これまでは大阪にしかショールームがありませんでしたが、今回こちらで東京初進出となるそうです。

リンナイ青山ショールーム訪問

シンクまで大理石できれいに作られており、排水目皿(シンクの排水口のフタ、通常は金属や樹脂製です)まで大理石張りにするその技術には目を見張るものがありました!

リンナイ青山ショールーム訪問

最後のキッチンが、F-FURNITURE(エフ・ファーニチャー)のものです。珪岩(クオーツサイト)のタージマハールを前面カウンターで大々的に使っており、ちょうどタージマハールに興味を持っていらしたAさまも、実例を見ることができて大喜びでした!

リンナイ青山ショールーム訪問

こちらのシンクもタージマハールで作り込んだシンクとなっています。石材で作ったキッチンシンクはどうしても入隅のコーナーが90度のシャープエッジになってしまいます。日常使いで考えると、この隅っこの部分に汚れが溜まりやすいので、実用的にはコーナーにアールを付けたステンレス製シンクの方が使いやすいことをご説明させて頂きました。

珪岩(クオーツサイト)

F-FURNITUREでは他のクオーツサイト(人造的なクオーツストーンとは違い、クオーツサイトは天然石です)も扱っているとのこと、それらのサンプルを見せて貰いましたが、Aさまが使いたいのは、やはり色味的に柔らかいベージュ調のタージマハールだとのことでした。こちらで使っているタージマハールはコセンティーノが扱っている石材とのこと、コセンティーノのショールームはリンナイ青山歩いて3分のところにあるので、次回に伺うことになりました。

リンナイ青山ショールーム訪問

4階のキッチン展示の奥にはガス乾燥機の乾太くんの展示と、

リンナイ青山ショールーム訪問

ミストサウナが体験できる浴室がありました。乾太くんには、元々強いご興味を持っていらっしゃいましたが、今回のAさま邸では排気の関係で採用が難しいので、残念ながら諦めて貰いました。その代わりと言っては何ですが、浴室にはミストサウナを入れてみたいとのお話でした。大きな浴室にすると、ミストサウナが効きにくいこともあるので、まずは検討してゆくこととなりました。
これまでの東京ガス展示場が「ガス機器の紹介の場」だったのに対し、リンナイ青山は熱源にとらわれず、これからの暮らしを提案するハイエンドショールームへと進化していました!